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ポルシェ整備 997 カレラ エンジン異音 ピストン

今週は地震やゲリラ豪雨などいろいろと続きましたね。これだけ頻繁に起こると、東京とはいえ心配になって来ます。都度、心を構えている次第です。ですが、楽しい夏が始まり、はやる心を抑えられないのも事実では有ります。

さて、引き続きの997カレラです。ようやく新しいピストンが入荷してきましたので、今回は少しご紹介を。ピストンには公差グループが有り、ピストンの直径や重さで分かれます。部品を製造する上でほんのわずかな製品差をグループに分け、同じグループで揃えてエンジンに組み込みます。空冷エンジンの時代は公差グループが4グループは有りましたが、水冷エンジンでは2グループに減少しています。製品の精度が上がって来ている証明です。ん~~、非常に美しいピストンです。さすがはポルシェ!

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ピストンスカート部には特殊なコーティングがされています。フリクションを抑える目的とピストン本体を守る役割が有ります。

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非常に肉薄のスカート部ですね。スポーツカーである由縁です。勿論、こう言った軽量化がエンジン内部の要所要所に見られるわけです。何度も言いますが、さすがはポルシェ!

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ピストンには、気密性と燃焼室にオイル侵入を防止する為にピストンリングと言われる物が付きます。現代では画像の様に三連で装着されるのが一般的ですね。同じようなリングに見えますが、それぞれに形が違い、取り付け順や向きを間違えると大変な事態になります。ものすご~く白煙をまき散らすエンジンに早変わりです。

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ピストンの空いた穴にはピストンピンと言われるシャフトが入ります。上の画像にも有りましたよね。このピストンピンの特徴はピンの内穴がテーパー状に削られている点です。これ何でだか分かりますか?

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答えはやっぱり軽量化です。元々はレースシーンで用いられる手法ですが、一般的にデリバリーされている車輌にもこうした技術を導入している事がスポーツカーである証なんです。これが本物とゆう事ではないでしょうか。

 

しつこいようですが、ポルシェというメーカーは、すばらしい。私がポルシェから抜けられない理由には、こういった車輌造りをしている所に魅かれているのだとつくづく思ってしまいます。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 997 カレラ エンジン異音原因

暑い日が続きました。まだ体が慣れていないのか、歳のせいなのか、なかなかこたえるな~っといった感じです。でもやっぱり、夏はイイですね。

さて今回は997カレラです。現在、作業真っ最中の車輌になります。少し前に同じトラブルで996を書かせて頂きましたが、997でも起こっている事例になります。それは、エンジンからの異音です。エンジン回転中に「タンタンタン」といった感じで音が聞こえて来る為に油圧タペットの音かと間違えやすいのが特徴です。下の画像はその原因となった箇所になります。一番右の穴は6番シリンダーです。

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こちらは5番シリンダー。問題の起きていない箇所になります。とても綺麗な壁面ですね。

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こちらが問題の6番シリンダーです。上の画像と比べて下さい。かなり深い傷が入っています。

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これは6番シリンダーのピストンです。シリンダー同様に深い傷が入っています。

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もう少し近づくと、どれだけ傷が深いかお分かり頂けると思います。このすり減った分が、シリンダーとの大きなクリアランスとなり、ピストンの首振り量を増加させる為、打音が出てしまいます。

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こちら引き続き、ご紹介していこうと思います。

オーナー様!なるべく急ぎ、997を元気にしますので、もう少々お待ち下さい!

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ エンジン・ミッションオイル漏れ

すっきりとしない天気は続いていますが、あと少しの我慢で大好きな季節がやって来ます。楽しみです!

 

さて今回も996カレラのご紹介です。車検整備でご入庫頂きました。車輌をリフトアップし、下廻りの点検を行いますと激しくエンジンオイルが漏れているのが分かりました。今までは近くの整備工場で車検を通していたそうなんですが、何故か今回は専門店に依頼した方がいいと言われたそうです。理由は恐らくこのオイル漏れのせいと思われました。

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エキゾーストマニホールドにまでオイルが垂れている状況です。確かにオイルの焦げた臭いがしているのは分かっていたのですが、まさかここまでとは・・・・・・。もう手におえないと、専門店に行くように促したのだと思います。

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オイル漏れはタペットカバーから発生していました。エンジン両バンク共にほぼ同じ状態です。996になってからのエンジンはガスケット(ゴムパッキン)が廃止され、シール剤を塗布してシーリングします。カバーを張り合わせる面だけでなく、取り付けボルトの穴やプラグホール、ソレノイドのシールなどからもオイル漏れが発生するケースが有ります。今回は漏れの量からして、張り合わせ面だと思われました。カバーを脱着し、再シーリングを行います。

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その他にも、ティプトロニックミッションからもオイル漏れが発生していますので、こちらも同時に修理します。オイルパンと言われる、ミッション最下部にある「オイル受け」です。

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かなりの量が漏れて、方々に広がっています。こちらもオイルパンを外し、ガスケットを交換して行きます。オイルパンを外すと目の前にフィルターが現れますので、この機会に交換をします。ミッションのフィーリングがかなり良くなる事が有りますので、オイルだけの交換では無く、フィルター交換もオススメです。

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エンジンとミッションのオイル漏れを修理し、無事に車検の取得は出来ました!ご予算の都合もあり、他にオススメしたい整備の提案は次回となりましたが、オーナー様は気に行っている車輌なのでこれからはしっかりと整備をしていきたいとおっしゃっていました。自分の車のコンディションを知らなかったようで、写真をみせましたら大変驚かれていたのが印象的でした。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ クラッチ交換-1

祝!ル・マン24時間レース優勝!!

やりましたね、ポルシェは。魔物が住むルマンをまた制してしまいました。トヨタは素晴らしい走りと作戦を展開していましたが、最後は魔物にやられてしまいました。今年の結果からすると来年のレースもまた楽しみです。

さて先週に引き続き996カレラのクラッチオーバーホールです。先週「アイドルミート」に触れましたが、これはエンジン回転数を上げない状態で、まずはクラッチを当てて行く事を言います。この動作が荒いとエンストします。どんな車でも基本はこれですが、エンストするのでアクセルを開けてクラッチを繋ごうとしたその結果が下の画像になります。もうクラッチ板が存在しない位まで減ってしまっています。

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ポルシェは特にツインマスと呼ばれる重いフライホイールが付いていますので、丁寧にクラッチを繋いであげないとクラッチ板には負担が大きくなります。丁寧に繋げば、クラッチ操作だけで車輌は動き始めますので、この感覚を身に付ける事が大切です。ポルシェは「半クラッチ」は厳禁なんて書いて有る雑誌が有りましたね。ガラスのクラッチなんて呼ばれていましたが、これは全く表記が間違っています。半クラしないでどうやって進み始めるのかを教えてもらいたい位です。(レーシングカーは別ですが)下の画像はクラッチディスクの厚みを新品と比べているところです。

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ディスクが減り過ぎてリベット部がむき出しとなり、クラッチカバーとの接触面が荒れ果ててしまっています。変色も見られますので、熱もかなり入っているのが分かります。

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こちらが新品のクラッチカバーです。ディスクとの接触面はフラットでとても綺麗です。

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フライホイール側もクラッチカバー同様の状態であった為に交換を行い、組み上げをして行きます。トランスミッションを搭載し、走行テストをすれば完了です。

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上の方でも書きましたが、まずはクラッチから当てて、車輌が進み始めたらアクセルと入れ替わるように更にクラッチを放して行けばいい訳です。エンストしそうになったら、アクセルを戻してクラッチを切ればいいんです。エンストするからエンジンの回転を上げるのではなく、クラッチが繋がったら回転を上げればいいんですね。クラッチ操作だけでも有る程度の段差は乗り越えられます。回転計を見ながら、クラッチを当てて行き、アイドル回転を維持するイメージでアクセルを当てていくのも練習になりますね。これが分かってくると坂道もスムーズにジェントルマンに発進出来ます。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ クラッチ交換-2

今週末はルマン24時間レースが開催されますね!勿論、私はポルシェに勝って欲しい訳ですが、今年はどのメーカーも自信ありげな感じですので、激しい戦いになりそうですね!

 

さて今回は996カレラです。クラッチが完全に滑ってしまっている為に、レッカー車で入庫されました。オーナーにお話しを伺ってみると、中古で購入されて間もないのに滑らせてしまったそうです。初めてポルシェのマニュアル車を購入されたようで「アイドルミート」を知らなかったそうです。

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早速、ミッションを降ろしてクラッチの状況をチェックして行きます。フライホイール下に繊維の様なかたまりが溜まっていました。

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ミッションを外した時に床に落ちた、クラッチ板の残骸です。通常は粉状になっているはず。

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急激にクラッチを減らしてしまうと、この様に繊維のような状態のままになります。元々の素材のまま剥がれたという方が正しいですね。外したクラッチカバーとクラッチ板を新品と並べて比べてみると状況が良く分かります。

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クラッチ部のリベットまで到達するほど減ってしまっていました。

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まだ、解説と画像をご紹介したいので、次週に続きます・・・・・。

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ポルシェ整備 997 カレラ カブリオレ エンジン異音修理

先月末にドイツ本国にて「ニュルブルクリンク24時間レース」が開催され、結果はメルセデスAMGが圧倒的な強さを見せての優勝となりました。ポルシェは991がまだ煮詰まっていないのかと思われる内容に感じました。来年こそは期待したいです!!

 

さて今回は997カレラ カブリオレです。エンジン始動時に異音がするとの事で診断を行います。状況としてはエンジンが掛った直後に短く異音が必ず発生していました。車輌をリフトアップしエンジンの下からも異音の発生箇所を探っていきます。

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異音の発生箇所を絞り込んでいくと、エンジン上部からが一番大きく聞こえて来る事が分かりました。更に聴診器などを使用して特定をして行くとスターターモーターから異音が出ていました。スターターはエンジンの最奥、インテークマニホールドの真下に位置します。ぱっと見た感じでは外せないのでは?と思わせる位置です。

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ポルシェのアーチ型をしたインテークマニホールドは3分割に分かれます。アーチ頂点の中央部分はスロットル位置になりますが、接続部分を外していきますと、ごっそりと取り外す事が出来ます。これで作業スペースとスターターが通るエリアを確保出来ます。

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スターターを取り外したところです。大きく空いた穴の奥にギヤのように見えているのが、始動時にエンジンクランクシャフトを回すためのリングギヤと言われるものです。

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取り外したスターターと新品のスターターです。スターターの先にギヤーが付いていますね。このギヤーがイグニッションキーを回したときに突き出し、リングギヤーと噛み合いクランキングされます。エンジンが始動し、キーを戻すとスターターギヤーは引っ込み、エンジン回転の妨げとならないようになります。今回の異音原因はこの戻り動作が遅く、スターターがエンジンに回されてしまう状態が起きていた為に発生していました。

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この様な事例はポルシェに限らず見られます。スターターのオーバーランと言われる症状です。交換後は異音も止まり、クランキングも軽い感じになりました。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 911 964 カレラ エンジン異音修理

日差しも強くなりつつありますね!もう少しで梅雨が始まり、その後が楽しみです。今はポルシェにとって良い季節ですので存分に楽しんで頂きたいです。

さて今回も964カレラです。走行中にエンジンから異音が出たとの事でご入庫頂きました。早速エンジンルームを覗いて点検を行います。原因は直ぐに特定出来ました。ファンに一番近いベルトの取り付け状態がまるで外れ掛っているような状態になっていました。

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原因を探る為にベルトプーリーを分解していくと、プーリー固定用のスタッドボルトが折れている事が分かりました。

 

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プーリーはスタッドボルト3本とナットで固定される仕組みですが、3本中2本が折れている状態でした。

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こちらが新しい部品です。964の後期から、スタッドボルトとナットでの固定法が変わり、通常のボルトタイプに変更されています。993は勿論このボルトタイプになっています。となりの円形状の部品はベルト調整用のシムになります。プーリーは二分割で構成されていますので、シムを入れたり抜いたりする事でベルトの張り具合を調整します。

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組み付けを行ったところです。今回は大きな損傷が無かった為に固定ボルトを抜き替えるだけで修理は完了でした。旧タイプは何度もベルト交換されている場合、かなり疲労していると思われますので、ボルト交換を行い対策するのをお勧めします。

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元気になったポルシェは無事にオーナー様の元へ帰って行きました。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 964 カレラ2 ドライブシャフトブーツ切れ

暑くなってきました。夏に近ずいているのがわかります。また大好きな季節がやって来ます!

 

さて今回は空冷911の964カレラ2です。しかも93年式のマニュアルミッション!!現在、最も価値がある車輌の部類になりますね。走行距離も少ないですので、オーナー様は大変大事にされております。

車検整備でご入庫頂きまして点検を行いますと、964の各ウィークポイント等きちんとケアされているので、整備もしっかりされているのがわかります。エンジンルームも大変綺麗でした。

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点検を進めていきますと、車検では不適合になる不具合箇所を1つだけ発見しました。ドライブシャフトのブーツがパックリと裂けています。

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大きく裂けている割には内部グリスは飛び散ってはいませんでしたので、裂けて間もないのかと思いましたが、グリスを触ってみるとかなり油分が抜けて硬くなっていました。ドライブシャフト関連の修理は今回が初めてのようです。

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まずは車検が取得出来るようにしなければなりませんので、ブーツ交換を行います。他のブーツもかなりヒビ割れが発生していましたので、コンディションを揃える為に4箇所全て交換をしました。内部グリスも入れ替えましたので動きも良くなりました。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ 冷却水漏れ修理

もう熱い位の陽気になって来ました。私の苦手な季節は完全に過ぎました!!ただ、梅雨寒というのも有りますので、気は抜けません・・・・・・・。

さて今回は996カレラ カブリオレです。私が一番好きなカラーでスピードイエローの996です。5月の連休中にお出掛けした帰り道で事件は起きてしまったそうです。

高速道路を走行中に冷却水ランプが点灯、その後エンジンルームから水蒸気が立ち上った為、直ぐに路肩へ避難したそうです。エンジン下には地面に冷却水の水たまりが出来たのを見て、直ぐにレッカーを手配しご入庫となりました。

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ご入庫後直ぐに車輌をリフトに乗せて点検を行います。まずは冷却水を入れてみると・・・・・・・・・・・。もう見ての通りといったところです。ウォーターポンプのプーリー軸が完全にガタついていまい、軸穴に隙間が発生したところから、景気良く冷却水が漏れてきました。即ポンプ交換を行い、冷却水経路に加圧テストを実施し、他に漏れが無いか確認をした後に修理完了となります。

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幸いにも被害が少なく済んだのは、高速道路の渋滞が始まってから症状が発生した事でした。これがもし、いいスピードで走行中に発生していたら・・・・・・・・・・・。考えるとちょっと怖くなります。

ではまた次回です。

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ポルシェ 987 ケイマン オイル漏れ修理

今週はゴールデンウィーク明けで大忙しのマーキーズです。

今回は987 ケイマンのご紹介です。ご入庫頂いた車輌は部分部分にラッピングが施しておりまして、締まった感じのイメージで「いいな~」と思わせるお車です!

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エンジンからオイルが漏れているとのご依頼でご入庫頂きました。リフトアップを行い診断を行うと、進行方向右側のヘッドカバーからオイル漏れが発生しているのが分かりました。下の画像はエンジン上部のサービスカバーを外したところです。ギュウギュウですね。

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作業を進め、ヘッドカバーを外したところです。エンジン内部を見て、メカもビックリの綺麗さです。オーナー様は大変この車輌を大事にされており、オイルメンテナンスをしっかりされているのが良く分かる瞬間でもあります。ご入庫時の受付でもポルシェの話で大変盛り上がり、このケイマンを大事に乗って行きたいという気持ちが伝わって来ました。

 

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外したヘッドカバーを洗浄して、新旧の交換部品を並べた画像です。通常は僅かでもオイルの茶色いシミが残ってもおかしくないのですが、この通りヘッドカバーの裏はとても綺麗です。オイルも常に新しい物がいい訳では有りませんが、定期的に交換を行って行く事でエンジン内部をこの様に綺麗な状態で維持する事が出来ます。これは故障を予防する事にも繋がります。オーナー様もそれを意識してメンテナンスをされているようです。

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診断をしている時に気が付いたのが冷却水漏れでした。ポタポタと垂れる程では無いのですが、滲みが進行しているようでしたので、こちらを合わせてお知らせしたところ、即答で修理のご依頼を頂きました。滲んでいたのはウォーターポンプです。下の画像は取り外したところですが、やはり綺麗な状態を保っていました。

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こちらはその横に位置するサーモスタットが取り付けられる部分です。この辺りにも水垢のような物が沈殿していたり、冷却水のシミが強く残っていてもおかしくはないのですが、冷却水も定期的に交換されているのか?と思わせる程です。

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オーナー様がいかに大事にされて乗っておられるかが分かるポルシェでした。我々も大事に大事に整備を行いました!次回のご入庫もお待ち致しております!

ではまた次回です。

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