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ポルシェ車検修理トピックス

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987ボクスター雨漏れ修理

桜が綺麗です・・・・・・・・・・・。

さて今回は987ボクスターのお話です。キーリモコンにてドアロックが効かない、セキュリティーが全く作動しないとの事でご入庫されました。システムテスターを使用して診断を進めるも、お目当てのコントロールユニットに侵入出来ない状況です。シート下に取り付けされているコントロールユニットの状態を確認しようと手を入れてみたところ、カーペットが濡れているのが分かりました。そこで、カーペットをめくってみますと大量の水分を含んでいました。フロアーが水たまりのようです。

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カーペット裏を絞ってみるとご覧の通りです。

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ドアロックが効かない原因が判明です。どこからか雨漏れが有り、コントロールユニットが水没状態になったようです。ユニットのケースを空けて見ると一目瞭然です。

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ユニット内部基盤には あちこちに、錆びやショートした痕跡が残されています。これでは全く機能しなくて当然ですね。

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コントロールユニットの交換を行えば、ドアロックの問題は解決出来そうですが、これでは終われません。雨漏れを修理しなければ故障の再発になります。たっぷり水を含んだカーペットを全て外し、乾燥させている間に雨漏れの診断を開始です!

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それではまた次回です。

 

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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tel:03-5600-2710

 

ポルシェ整備 カイエン 一年点検

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ポルシェ カイエン 一年点検でご入庫です。

ポルシェ 996 アッパーマウント交換

すっかり春めいてまいりました。体もポルシェも調子が上がってくる時期ですね!

さて今回は996です。ポルシェ996 フロントショックアブソーバーを車輌から取り外した状態です。フロントショックはハンドルを操舵する関係上、軸が左右に回されなければならない取り付け方をしています。964・993はアッパーマウント中心にベアリングが取り付けられていましたので、ショックもスプリングも一緒に全部が左右に回転出来る取り付け方がされていました。理由は車高調整式のタイプだからです。スプリング下の皿が回転してしまうと、ハンドルを切るたびに車高が変化してしまう事になるからです。996からはマウントベアリングが無く、アルミのカラーになり、カラーとシャフトは固定状態となります。ですので、ショックのケースが回転する事になります。同時にどうしてもスプリングも回されますので、スプリング上部のアッパーサポートにベアリングを内蔵させています。

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一通り分解が済んだ状態です。黄色い部品は最近見るとボロボロになっている事が多いバンプラバーです。役割はショックが縮みきってシャフトが底好きをさせない為の重要な部品です。

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新しいアッパーマウントとバンプラバー、ダストカバーを組み付けた状態です。これだけで足廻りがリフレッシュしたような雰囲気が有りますね。

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こちらはリヤ側のバンプラバーですが、取り外すのに軽く引張っただけでパックリと割れてしまいました。素材は硬めのスポンジのようなものです。

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最後になぜフロントのアッパーマウント交換が必要だったかと申しますと、中心のアルミカラー周辺のゴムに大きな亀裂が入っているのがお分かり頂けますでしょうか。これが「フニャ足」になっていた原因です。ショックも軸を中心に綺麗に左右回転する訳では無く、アッパーマウントを少々こじるような(ショックがあおられる)動きになりますので、ゴムブッシュも傷んで亀裂が入っているのを良く見かけるようになって来ました。

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それではまた次回です!!

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ポルシェ整備 996&986

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ポルシェ 996&986 揃ってご入庫頂きました。

カイエン ブレーキ交換

待ちに待った春の訪れを感じます。嬉しくて今回はいつもと違った感じでスタートです。

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これは「カワズザクラ」です。

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こちらは「ウメ」です。どちらも開花宣言で使われる「ソメイヨシノ」より少し早く咲きます。これを見ると暖かくなるのも真近だな~と毎年思います。

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ほのぼのしたところで、始めます!!

今回はカイエンです。車検でご入庫頂き、点検を進めて行きますとブレーキ残量が少なかった為に交換作業となりました。ブレーキパットだけでなく、ブレーキディスクも摩耗限度に達していましたので、こちらも同時交換作業を行いました。実は作業中に拍子が抜ける一瞬が有るんです。カイエンはポルシェの中では大型の車輌です。何でもデカイので部品の取り付けに使用するボルト等も大きく、締め付けトルクも高いものになります。ですので、緩める時が一苦労。そして部品が大きいので重い!そんな事を思いながら作業を進め、ブレーキキャリパーを外すと、これが見た目と違い軽いんです!さすがはポルシェと思う一瞬です。

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外したブレーキパットです。ブレーキディスクが大きいので、必然とブレーキパットも大きくなります。ここまで大きくなるとブレーキング時にパットが暴れやすくなります。そうなると、ブレーキの「鳴き」が出やすくなってしまいます。あの「キ~~」となる嫌な音です。その対策としてブレーキパットの座金にウェイトを付けパットに重みを加えて落ち着きやすくする工夫がなされています。重いブレーキディスクを止めるにはそれなりに重みの有るものでないといけない訳ですね。

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それではまた次回です。

 

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ポルシェ整備 993 カレラ

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ポルシェ 993 カレラ 車検点検整備でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 パナメーラ 故障修理

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ポルシェ パナメーラ 故障修理でご入庫頂きました。

ポルシェ 996 クラッチO/H

一雨降るたびに暖かくなってきていると信じたいのですが、現実まだ寒い!ですよね~~。

さて今回は996です。クラッチが滑りだしたのでオーバーホールをしたいとのご依頼を頂きました。早速作業開始です。911シリーズでは最も作業が容易な996カレラです。トランスミッションを降ろすのはエンジンと一緒!の時代はもう有りません。996はミッションだけが降ろせるようになりました。ターボやGT3はそのお店によってやり方が分かれるようです。ミッションを降ろし、クラッチディスクまで外すと画像中央に見えるツインマス(ダブルマス)フライホイールが顔を出します。手で回転方向左右に回し状態のチェックを行い交換が必要かを判断します。

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降ろしたトランスミッションです。レリーズフォークとベアリングが見えます。中央のベアリングがクラッチカバーに直接触れ、押します。そうしてクラッチが切れる状態を作ります。

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取り外したクラッチカバーとディスクのセットです。特徴としては、ディスクフレームにスプリングが付いていません。一般的にはスプリングが回転方向に合わせて付いていますよね?これはクラッチミート時の衝撃を緩和させる役割が有ります。ではポルシェはどうしているのかと言いますと、フライホイール側で衝撃を緩和しています。ツインマス(ダブルマス)と言われる所以です。ですので、最初の画像でのチェックが必要となります。

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右側は本来有るべきスリットが無くなり、相当に摩耗しているのが分かります。

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正しい残量チェックの仕方は、デプスゲージ(深さを測る)を使用して、ボトムしているリベット上面からのディスク厚みを測定します。完全にクラッチが滑っている状態ですと、リベットまで削れているのを見かけます。

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僅かな厚みの差が大きく影響を及ぼすクラッチ。少しの異変でも感じたら、まだ早いかな~と思わずに対処をするのがベストです。リベットが削れるまで使用すると有無を言わさずにフライホイール交換がもれなく付いてきます。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 997 カレラ

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ポルシェ 997カレラ 車検整備でご入庫です。

ポルシェ整備 カイエン 故障修理

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ポルシェ カイエン 故障修理でご入庫です。

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