エンジンオーバーホールとは
水冷エンジンはインターミディエイトシャフトの問題が多く話題になっていましたが、最近では冷却水の消耗やエンジン内部からの異音発生が多発しているようです。
マーキーズでも多くの相談を受け修理を行ってきました。その事例をご紹介致します。
水冷ポルシェオーバーホール事例ご紹介

エンジンに不具合が有ると修理をする為に即エンジン降ろしが出来るようにポルシェは設計されています。これは空冷時代から引き継がれており、全世界のレースで活躍するポルシェならではの特徴でも有ります。それではほんの一例になりますが、エンジン修理や故障事例をご紹介致します。






エンジン修理事例



ピストン・シリンダー損傷
最近多発しているエンジンの異音原因がこれです。非常に油圧タペットの異音と似ている為に発症当初は見極めが困難でした。現在では診断法が確立しつつ有り、見極めの時間が短縮しています。内視カメラ等を使用する場合もあるようです。この症状が発生する原因は未だに解明まではされていませんが、オイル管理やエンジンを始動させるスパンが定期的で有るかなどが関連しているのではないかと言われています。



シリンダー壁の損傷
ピストンを外した後のシリンダーの状態です。最初は僅かな引っ掛かりから始まり、次第に傷が大きくなってくるとピストンとシリンダーのクリアランスが広がり、ピストンの首振り量が増加するとシリンダー壁をピストンが叩くようになる為に打音が発生します。これが、非常に油圧タペットの異音と酷似しています。オーバーホールにてシリンダーブロック交換、ピストンの交換を行うだけでもかなりの費用を要します。シリンダーブロックだけでも120万円程度しますので、工賃やピストンなど必要部品を合算すると200万前後の修理費用となります。
通常はエンジン本体の交換を進められますが、これでも280~300万円となります。

エンジンオーバーホールはマーキーズへお任せ下さい
マーキーズでは独自のルートや手法により費用を抑えたプランでポルシェを蘇らせます。エンジンの不具合や故障、異音などポルシェオーナーの悩みを解決致します。
まずはスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。