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ポルシェ故障 986 ボクスター 冷却水漏れ ウォーターポンプ交換


ポルシェ故障 986 ボクスター 冷却水漏れ修理でご入庫頂きました。冷却水を補充すると直ぐに地面に垂れてくるという事で走行を避け、積載車にてご入庫となりました。車両をリフトアップし状況の確認を行います。アンダーカバーには漏れて残った冷却水が確認出来ました。

 

冷却水の漏れ跡が広範囲に見られます。漏れた量がかなり多い事が良く分かります。

 

原因箇所と判明したウォーターポンプです。ベルトの掛かるプーリー部分に黒い物が媚びり付いている状況です。これはベルトが解けて付着した物となります。プーリー軸にガタが発生して偏心するように回転していた為にベルトに負荷が掛かり熱を発生させていたと考えられます。また、冷却水もプーリー軸から漏れ出ている状態でした。

 

ベルトは解け跡の他に亀裂も入っていました。ベルト事態の劣化も有ったようです。

 

ベルトのガイドローラーも錆やガタ付きが見られましたので、ウォーターポンプの交換に合わせてベルト、ローラー、サーモスタットを同時交換し修理は完了です。

事例の多い修理では有りますので、故障が発生する前に何かのタイミングを見計らい、予防として先に交換しておくのも良いと思います。

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ポルシェ整備 カイエン 955 冷却水漏れ修理


クーラント警告灯が点灯し、冷却水を補充すると床に冷却水が流れ出て来るとの事でご入庫頂きました。

冷却水が流れ出てくる場所がエンジンとミッションの繋ぎ目付近からという事が分かりましたので、カイエンではお約束のVバンクからの冷却水漏れが予想されました。インテークマニホールドの隙間からVバンクを覗くと対策前の樹脂製ラインパイプと冷却水溜まりが確認出来ました。

 

今回はいつものラインパイプの割れによる冷却水漏れではなく、メインパイプの刺さり口からの漏れでした。刺さり口にはゴムのOリングが付きますが、ゴム痩せ及び硬化により完全にシール性を失っている状況です。

 

こちらもいつものように対策パーツへ交換していきます。

 

ラインパイプの下にはスターターが有り、場合により分解清掃を同時に行います。冷却水が掛かった事により、組み付け完了後のスタータートラブルをなるべく回避する為です。

状態を見てスターターを交換する場合も有ります。

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ポルシェ整備 991カレラ 911 冷却水漏れ及び板金修理


ポルシェ整備 991カレラ 911 冷却水漏れ及び板金修理でご入庫頂きました。

フロントバンパーの右下部を縁石にぶつけてしまい、冷却水が漏れ出てしまったとの事でレッカー車でご入庫頂きました。車両をリフトアップ後、状況の確認を行います。フロントバンパー以外にホイール及びサイドスカート部に傷が入ってしまっていますので冷却水漏れと同時に板金修理も行います。フロントバンパーは所々破けていますので交換となります。

 

ホイールライナーカバーを外すと冷却水システムが見えてきます。エンジンの有る後方からここまで冷却水が流れ、冷やすとまたエンジンへ戻っていきます。

 

ラジエター下側を見てみると、冷却水の滴がいくつも付いています。この後に電動ファンを外しラジエター周辺も同時に確認をしていきます。

 

電動ファン事態に損傷は無かったものの、ファンを支えている外側のシュラウドは変形が見られました。その他にも細かい部品が損傷している事が分かりましたので全て交換を行い元の姿に戻します。冷却水漏れの原因はラジエターのコア部分に発生した亀裂からという事も分かりました。

 

ラジエターの前にはエアコンのコンデンサーが重なるように設置されていますので、そちらも心配だったのですが特に損傷は無く、取り付けステーが曲がった程度でしたのでステーを交換し無事に元の取り付け位置に収まりました。

マーキーズでは整備や修理だけでなく、ボディーリペアーも得意とするところですので、事故などで受けたボディーの傷修理やカスタマイズなどお気軽にご相談下さい。

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ポルシェ整備 カイエン 957 92A 冷却水漏れ修理


8月に入りました。お盆まで忙しい日が続きます・・・・・・。

 

さて今回はカイエンです。走行中に冷却水ランプが点灯し、エンジンルームから蒸気が立ち上ってきたとの事で緊急入庫となりました。状況確認の為に冷却水を補充する事から始めますが、補充した途端に地面へ冷却水が垂れてきます。エンジンルームを見渡しても冷却水が漏れてくる箇所が見当たりません。再度、冷却水を注いで漏れ出てくる音を頼りに原因箇所を探っていきます。ある程度絞り込みが出来たところで、部品の取り外しを開始し、ようやく原因箇所を突き止めました。

やはりラインホースが抜けて・・・・・・・・・??

いや、パイプが抜けています・・・・・・・・。

 

ゴムホースの先端に短いパイプが付いているのがお分かりになりますでしょうか。本来はアルミ製のハウジングに刺さっていなければならない部品です。そのパイプにゴムホースを差し込むので、外れてはいけないパイプのはずが、水圧に負けて抜けたものと思われます。

 

原因箇所はエンジンの一番奥の位置になります。ここまで分解してようやく見えてくる場所です。抜けたパイプを付け直しても再発する恐れがある為、アルミハウジングごと新しくする事を選択し交換作業となりました。

 

画像手前にスターターモーターがいます。その先端を覆いかぶさるように横長のハウジングが有りますが、これが交換となる部品です。中は空洞となっており、冷却水の通路として各方面にバイパスをする役割をしています。

 

ハウジングの取り付けが完了し、抜けたパイプを取り除いたラインホースを接続します。

 

入荷したアルミハウジングを見てみますと、ホース接続パイプはネジが切ってある締め込みタイプへと変更されていました。これならば抜けてしまう事は有りません。改良型になっているという事は同じような事例がいくつもメーカーに報告されていると考えられます。ポルシェは沢山の国で販売されていますので、世界中から情報が集まってくる訳ですね。

マーキーズは13日~15日まで夏季休業となります。お知らせまで。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 987 ケイマン 冷却水漏れ修理


祝!桜満開!マーキーズからほど近い公園の桜が見頃を迎えました。毎年の事では有りますが非常に美しく、心が和みます。しかし、明日は雨の予定・・・・・・心配です。

 

さて今回は987 ケイマンになります。ご自宅の駐車場に小さく赤い水溜まりが出来るとの事でご来店頂きました。早速車輌を工場に入れ、冷却水ラインに圧力を掛けて診断を進めます。大体どの辺りに水溜まりが出来るのかはオーナー様に伺っていましたので、その付近から見ていきますと直ぐに漏れているのが分かる状況となっていました。

 

加圧していますので、リアルタイムに冷却水が漏れてきます。フロントバンパー内部に設置されているラジエターへ繋がるラインホースが漏れの発生箇所で有る事が確定しました。

 

ラインホースはラジエターにチャック式で接続されるタイプになります。ホース先端のラジエター挿入部分はアルミ製のパーツが組まれています。ゴムホースをかしめて漏れが無いように組まれていますが、経年によるゴムの劣化が進むとゴムホースは痩せますので気密を保てず、漏れが発生している状況でした。

 

こちらは逆サイドのラジエターホースになります。ほぼ状況は同じである事が分かりました。これ以外に漏れ箇所は見当たりませんでしたので、左右のラジエターホースを交換するだけで良さそうです。

 

このところ冷却水漏れの故障が多くなっています。冷却水漏れは自走出来なくなる状況を招きますので僅かでも異変に気が付いたら点検をするべきだと思います。今回、オーナー様が直ぐにご相談の連絡を入れて頂けましたので早期発見とトラブルの予防に繋がりました。

それではまた次回です。

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ポルシェ整備 970 パナメーラ 冷却水漏れ修理


本日は雪が降り、寒い一日となっています。皆様、体の調子を崩されませんように。

さて今回は970 パナメーラのご入庫です。車検点検整備でご来店頂きました。パナメーラは油脂類やブレーキ等の消耗品や定期交換部品をケアする位で故障の少ない車種のイメージが強いのですが、車検3回目ともなりますと少々の故障が見受けられるようになって来ました。

IMG_5211

 

車検点検を進めて行きますと、フロント側に位置するラジエターホースから冷却水漏れが発生している事が分かりました。乾燥して結晶化した冷却液がビッシリと付着しています。流れた痕跡も見られますので、滲みの域では有りません。状況からするとホース自体の劣化が原因のようです。

IMG_5216

 

冷却水のホースは内圧力に耐えなければなりませんので、ゴムが伸び過ぎない様にホース内側のゴムと外側のゴムとの間に糸が入っている構造になっています。ホースを輪切りに切断すると断面に糸が見えます。今回の状況としては、ホースが経年劣化で痩せた事によりホースバンドの締め付けが緩んだか、内側のゴムが硬化してヒビ割れを起こし、糸を伝って冷却水が染み出てきてしまっていると思われます。乾燥するほどの時間を掛けての事ですので恐らく糸から漏れている方が濃厚です。

ホース交換を行えば修理は完了しますが、沢山の冷却水ホースが使用されていますので今後も同様の漏れが発生してもおかしくは有りません。定期的にチェックする事をお勧めしました。今後、増えて行く事例になって行きそうです。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 カイエン 9PA 冷却水漏れ修理


どうにも未だに「PPAP」のリズムが耳から離れません・・・・・・。そして何回見てもおもしろい・・・・・・。

 

さて今回は久しぶりにカイエンです。冷却水がじわじわと減っていくとの事で早速点検行いますと直ぐに原因の特定が出来ました。エンジンフードを開けて各所を見て行くと普段では見られない、かさぶたのような色をした箇所を発見。画像の中央部、エンジンの裏辺りを見て下さい。

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こちらは下から患部を映したところです。冷却水が漏れ固まった状態です。マフラーが近い事もあり、乾燥を速めた結果、この様に大きく樹氷状態になったと思われます。

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漏れて垂れた冷却水はミッションのベルハウジングを伝い、ミッションオイルパンに流れました。漏れ始めの跡がこの様に残っていました。乾燥が進むにつれ、流れ落ちる量が減っていった証拠でも有ります。

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さて、冷却水漏れの原因箇所がこれです。エンジンのシリンダーヘッド裏に直付けされている樹脂製のバイパスパイプが熱により劣化してしまったようです。場所的にも熱がこもり易い箇所では有りますので、この辺りもV8エンジンの対策品同様にアルミ製のパイプに変わるといいのではと考えます。

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ではまた次回です。

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ポルシェ整備 997 カレラ 911 エンジン冷却水漏れ


最近、目が悪くなってきまして、とうとう人生初のメガネを購入する運びとなりました・・・・・・・・。調べてもらったところ「乱視」というやつらしいです。仮のメガネをかけたら、ま~~見える事、見える事~。そんな事が有りました。

では、改めまして今回は997 カレラになります。冷却水が漏れているとの事でご来店頂きました。走行後にも甘い感じの匂いがしてくるようです。早速、車輌をリフトアップし各所を点検して行きます。

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冷却水系統を点検して行くとエンジンの左側に漏れ跡が見られました。更に原因を掴むために冷却水ラインに加圧テスターを繋ぎ、テストを行うとリザーブタンク下部から冷却水が漏れて来る事が判明しました。また、タンク上部の黒い部分にも漏れた跡がみられます。確定をさせる為にタンクを外してみると、気持ちしなっているように見えます。タンク本体も黒ずみ、劣化が進んでいる状況です。

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原因はやはりタンクに有りました。劣化が進み、硬化したタンクの底にクラック(ヒビ)が入り、冷却水が漏れ出して来ていました。エンジンが冷えていると圧が掛らない為にほとんど出てきませんが、冷却水が温まり、圧力が上昇してくると、押し出されるよに冷却水が漏れてくる状況でした。

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新品と並べると、どれだけ色に違いが有るか分かると思います。

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996ではかなりの事例が出ていますが、とうとう997にも発生してきました。これから増えて行く事例になりますね。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ 冷却水漏れ修理


もう熱い位の陽気になって来ました。私の苦手な季節は完全に過ぎました!!ただ、梅雨寒というのも有りますので、気は抜けません・・・・・・・。

さて今回は996カレラ カブリオレです。私が一番好きなカラーでスピードイエローの996です。5月の連休中にお出掛けした帰り道で事件は起きてしまったそうです。

高速道路を走行中に冷却水ランプが点灯、その後エンジンルームから水蒸気が立ち上った為、直ぐに路肩へ避難したそうです。エンジン下には地面に冷却水の水たまりが出来たのを見て、直ぐにレッカーを手配しご入庫となりました。

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ご入庫後直ぐに車輌をリフトに乗せて点検を行います。まずは冷却水を入れてみると・・・・・・・・・・・。もう見ての通りといったところです。ウォーターポンプのプーリー軸が完全にガタついていまい、軸穴に隙間が発生したところから、景気良く冷却水が漏れてきました。即ポンプ交換を行い、冷却水経路に加圧テストを実施し、他に漏れが無いか確認をした後に修理完了となります。

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幸いにも被害が少なく済んだのは、高速道路の渋滞が始まってから症状が発生した事でした。これがもし、いいスピードで走行中に発生していたら・・・・・・・・・・・。考えるとちょっと怖くなります。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ オイルセパレーター


さあ、ゴールデンウィーク突入です!皆さま、ポルシェのコンディションは整えましたでしょうか!?ポルシェを走らせるにはとてもいい季節です。是非楽しいドライブを!

さて今回は996 カレラです。しばらく走行すると必ず冷却水が減るという事で点検を行いました。冷却水経路の各所に漏れは有りません。加圧テストをしてももれの確認が取れません。外に出て来ないならエンジン内部になりますが、エンジンは決して不調でもなく、オイルとの混ざりも有りません。まあ、そんな状態で有ればもっと早く冷却水は減るはずです。悩みは深くなるばかり・・・・・・・・・。

再度、冷却経路を頭に描き思考します・・・・・・・・・・・・!!そういえば少し思い当たる節が・・・・・・・・。

確認の為に、スロットルバルブ横のブローバイホースを外してみると!なんとバターの様な物が大量に発生していました。

IMG_0614

バターの正体はブローバイガスと水蒸気が混ざった固まりです。で、それを生成していたのがこちらのブローバイセパレーターでした。予感的中といった所です。

IMGP1746

エンジン内部に発生するブローバイガスから出来るだけオイルとガスに分ける為、冷却水を利用してセパレーターの機能を上げています。取り外したと同時に冷却水が出て来るはずのない所から垂れてきましたので、間違いなく内部に漏れが発生している事が分かりましたので、分解をしてみました。

IMGP1747

内部はバターでいっぱいでした。また、冷却水路にクラックが有るのも確認出来ました。

IMGP1748

こちらはその裏側です。クラックから出て来る僅かな冷却水は高温のガスに当たり水蒸気となり、ガスの油分とくっつき、ブローバイガスと共にガスの経路を隅々まで流れて行きます。エンジンを停止して常温まで冷めると、留まった場所で固形となり付着します。それがバターの正体です。

IMGP1749

セパレーター交換後は、経路を出来る限り清掃し組み付けをします。手の届かない所は、時間は掛りますが高温のブローバイガスによる自浄効果によりバターは無くなると思います。

勿論、ご返車後は症状が無くなりました。ゆっくりと冷却水が減少するようで有れば、マーキーズまでご相談下さい!

ではまた次回です。

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