桜が・・・・・・・・・・・・。散ってしまいます・・・・・・・・・・・・・・。
さあ、今回は少々懐かし車輌の部類になってしまいました、ポルシェ968です。924・944を経てエンジンをフロントに搭載した4気筒モデルの最終型になります。前後の重量配分を50:50にし、自動車を操る楽しみを教えてくれる1台です。

エンジンヘッドカバーからのオイルが激しく、ガスケット交換作業を行いました。カバーを空けてみるとエンジンオイルの色が染み付いてはいるもののスラッジのような物は一切無く、年式の割にはとても綺麗な状態です。これはオイル交換を定期的に行っている証拠です。また、良質のオイルを使用している証でも有ります。
カムシャフトにチェーンが掛っていますが、これはタイミングチェーンでは有りません。968はベルトを使用してタイミングを取っています。このチェーンは「バリオカム」という装置になります。いわゆる可変バルブタイミング装置ですね。エンジン回転数1500rpm~5500rpmで作動し、オーバーラップを多く取るようにさせる事で高回転仕様のエンジンにさせるわけです。

タペットカバーの裏側です。強度を出す為に格子状にハリが形成されていますね。フィンの様なものと考えれば、同時に冷却効果も有るように思うのですが、そこは正では有りません。

ん~、この時代のポルシェもいいですよね~。やっぱりポルシェはいいですよね~~~。
ではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 996 ターボ

ポルシェ 996ターボ 冷却水漏れ修理でご入庫頂きました!
ポルシェ整備 996 カレラ

ポルシェ 996カレラ 車検整備でご入庫です!
桜が綺麗です・・・・・・・・・・・。
さて今回は987ボクスターのお話です。キーリモコンにてドアロックが効かない、セキュリティーが全く作動しないとの事でご入庫されました。システムテスターを使用して診断を進めるも、お目当てのコントロールユニットに侵入出来ない状況です。シート下に取り付けされているコントロールユニットの状態を確認しようと手を入れてみたところ、カーペットが濡れているのが分かりました。そこで、カーペットをめくってみますと大量の水分を含んでいました。フロアーが水たまりのようです。

カーペット裏を絞ってみるとご覧の通りです。

ドアロックが効かない原因が判明です。どこからか雨漏れが有り、コントロールユニットが水没状態になったようです。ユニットのケースを空けて見ると一目瞭然です。

ユニット内部基盤には あちこちに、錆びやショートした痕跡が残されています。これでは全く機能しなくて当然ですね。

コントロールユニットの交換を行えば、ドアロックの問題は解決出来そうですが、これでは終われません。雨漏れを修理しなければ故障の再発になります。たっぷり水を含んだカーペットを全て外し、乾燥させている間に雨漏れの診断を開始です!

それではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 カイエン 一年点検

ポルシェ カイエン 一年点検でご入庫です。
すっかり春めいてまいりました。体もポルシェも調子が上がってくる時期ですね!
さて今回は996です。ポルシェ996 フロントショックアブソーバーを車輌から取り外した状態です。フロントショックはハンドルを操舵する関係上、軸が左右に回されなければならない取り付け方をしています。964・993はアッパーマウント中心にベアリングが取り付けられていましたので、ショックもスプリングも一緒に全部が左右に回転出来る取り付け方がされていました。理由は車高調整式のタイプだからです。スプリング下の皿が回転してしまうと、ハンドルを切るたびに車高が変化してしまう事になるからです。996からはマウントベアリングが無く、アルミのカラーになり、カラーとシャフトは固定状態となります。ですので、ショックのケースが回転する事になります。同時にどうしてもスプリングも回されますので、スプリング上部のアッパーサポートにベアリングを内蔵させています。

一通り分解が済んだ状態です。黄色い部品は最近見るとボロボロになっている事が多いバンプラバーです。役割はショックが縮みきってシャフトが底好きをさせない為の重要な部品です。

新しいアッパーマウントとバンプラバー、ダストカバーを組み付けた状態です。これだけで足廻りがリフレッシュしたような雰囲気が有りますね。

こちらはリヤ側のバンプラバーですが、取り外すのに軽く引張っただけでパックリと割れてしまいました。素材は硬めのスポンジのようなものです。

最後になぜフロントのアッパーマウント交換が必要だったかと申しますと、中心のアルミカラー周辺のゴムに大きな亀裂が入っているのがお分かり頂けますでしょうか。これが「フニャ足」になっていた原因です。ショックも軸を中心に綺麗に左右回転する訳では無く、アッパーマウントを少々こじるような(ショックがあおられる)動きになりますので、ゴムブッシュも傷んで亀裂が入っているのを良く見かけるようになって来ました。

それではまた次回です!!
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 996&986

ポルシェ 996&986 揃ってご入庫頂きました。
待ちに待った春の訪れを感じます。嬉しくて今回はいつもと違った感じでスタートです。

これは「カワズザクラ」です。

こちらは「ウメ」です。どちらも開花宣言で使われる「ソメイヨシノ」より少し早く咲きます。これを見ると暖かくなるのも真近だな~と毎年思います。

ほのぼのしたところで、始めます!!
今回はカイエンです。車検でご入庫頂き、点検を進めて行きますとブレーキ残量が少なかった為に交換作業となりました。ブレーキパットだけでなく、ブレーキディスクも摩耗限度に達していましたので、こちらも同時交換作業を行いました。実は作業中に拍子が抜ける一瞬が有るんです。カイエンはポルシェの中では大型の車輌です。何でもデカイので部品の取り付けに使用するボルト等も大きく、締め付けトルクも高いものになります。ですので、緩める時が一苦労。そして部品が大きいので重い!そんな事を思いながら作業を進め、ブレーキキャリパーを外すと、これが見た目と違い軽いんです!さすがはポルシェと思う一瞬です。

外したブレーキパットです。ブレーキディスクが大きいので、必然とブレーキパットも大きくなります。ここまで大きくなるとブレーキング時にパットが暴れやすくなります。そうなると、ブレーキの「鳴き」が出やすくなってしまいます。あの「キ~~」となる嫌な音です。その対策としてブレーキパットの座金にウェイトを付けパットに重みを加えて落ち着きやすくする工夫がなされています。重いブレーキディスクを止めるにはそれなりに重みの有るものでないといけない訳ですね。

それではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 993 カレラ

ポルシェ 993 カレラ 車検点検整備でご入庫頂きました。
ポルシェ整備 パナメーラ 故障修理

ポルシェ パナメーラ 故障修理でご入庫頂きました。
Warning: Undefined variable $additional_loop in /home/marquis002/porsche-seibi.jp/public_html/site/wp-content/themes/site/tag.php on line 35
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/marquis002/porsche-seibi.jp/public_html/site/wp-content/themes/site/tag.php on line 35
ポルシェ整備 スタッフブログ
カテゴリー
MENU LINE UP
- ■BOSCH Car Service
(BCS)認定ディーラー - ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
正規ディーラー 指定工場 - ■国土交通省
関東陸運支局認証工場
第1-10912号 / 第1-11940号 - ■古物商許可番号
307739702610 - ■走行メーター
管理システム導入店 - ■財団法人
日本自動車査定協会
査定業務実施店 - ■社団法人
日本自動車公正取引協議会加盟店























