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ポルシェ整備 カイエンターボ V8 下廻り損傷

さあ、いよいよ桜が咲きますよ!!

前回に引き続きカイエンです。車両はV8ターボ車になります。連休中に出かけた先の山中で道に迷ってしまい、誤って下った坂でかなり下廻りをぶつけてしまったそうです。その後ハンドル位置がズレてしまいメーターにはPSMのインジケーターが点灯してしまったとの事でご入庫頂きました。早速、車両をリフトアップして点検を行いますと車両前方から後方までメンバーやアーム類を数多くぶつけてしまっている事がわかりました。

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こちらは右リヤアームの付け根になります。偏心したボルトが付いている箇所ですのでアライメント調整箇所になります。

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これはミッション下のクロスメンバーです。かなりぶつけていますが、ミッションには損傷はありませんでした。

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続いてはフロント側に移ります。部位は左前方です。サイドメンバーとスタビライザーを激しくヒットしています。かなりの衝撃があったと推測できます。

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エンジンとミッション下のアンダーカバーもやはり激しくヒットした痕跡が・・・・・・・・・・・・・。

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左前方のアーム付け根にもヒットした跡がありました。右後ろ同様に偏心ボルトが付いている箇所です。よく見るとわずかにアームをねじる方向に傾いてしまっていました。右後ろも同じように曲がっていましたのでハンドル位置がズレた原因はここにあります。ハンドルのセンター位置をPSMコントロールユニットはモニターしていますので、直進しているのにハンドル軸がズレているためにセンサーの故障と認識し、インジケーターを点灯させていました。

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車両の重要なシャーシーの一部であるメンバー類と損傷しているアームは交換を行い、アライメント調整とハンドル位置のキャリブレーションを実施して、全ての症状は改善されました。

 

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 カイエン V8エンジン 冷却水漏れ修理

そろそろ桜も咲きますね。毎年、隅田川を浅草あたりからゆっくり歩いて、夜桜を見るのが楽しみなんです。

 

さて今回はカイエンです。まだまだ見かける事例になりますが、V8エンジンの冷却水漏れです。Vバンクに有る冷却水のラインパイプから突然「ジャブジャブ」と冷却水が出てきてしまう、非常に困る症状です。原因のパイプまでアクセスするのは中々簡単ではありません。沢山の補器類を外してようやく辿り付き、取り外した部品が下の画像です。

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新車時は樹脂で出来たものが使用されていましたが、現在供給される部品はアルミ製となり、対策がされています。

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こちらが原因の部品です。ぼっきり折れています。樹脂が硬化してしまい、しなやかさが無くなるとこのように折れたり、砕けたりしてしまいます。アルミの対策品にも「逃がし」の為に一部にゴムホースを使用します。

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こちらは原因箇所の部品を外す前になります。

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で、これが対策品を組み込み始めた状態。

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全て組み込むとこうなります。なんだか見た目もいいですよね!ただこれ、補器類を付けて元の状態に戻すと、な~んにも見えなくなっちゃうんですけどね!もったいない・・・・・。

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ポルシェメカの悦の時間は短く、はかないものなり・・・・・・・・・・・・・・。

 

ではまた次回です。

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ポルシェカイエン車検整備にてご入庫ありがとうございます

ポルシェ車検整備でご入庫された車両で、V8エンジンのカイエンSです。
V8エンジンは画像のようにバイブレーションダンパーが取り付けされています。

ポルシェカイエン

アクセルを吹かすとエンジンが揺れますよね?これは全てのエンジンに共通する事です。なぜならクランクシャフト回転の慣性によりエンジン本体も回ろうとするからです。これはエンジン出力のロスを呼びます。そこでこの様にダンパーを取り付けてエンジンの振動や慣性力を抑える事でクランクシャフトの回転力を極力逃がさないようにタイヤに伝達させます。アクセルのツキが良くなるので、パワーアップしている事になります。エンジンマウント強化はこれを狙っての事になります。

ポルシェカイエン整備

今回のポルシェ整備の際、エンジン始動時に車体の揺れが大きいと感じていましたので、点検をしていくと案の定、ダンパーのブッシュが切れていました。
このわずかな亀裂がエンジンのパワーロスや大きな振動を呼んでしまいます。
オーナー様にご説明し交換作業を行いました。

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