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ポルシェ整備 991 カレラ 911 冷却水漏れ及び板金修理

ポルシェ整備 991カレラ 911 冷却水漏れ及び板金修理でご入庫頂きました。

フロントバンパーの右下部を縁石にぶつけてしまい、冷却水が漏れ出てしまったとの事でレッカー車でご入庫頂きました。車両をリフトアップ後、状況の確認を行います。フロントバンパー以外にホイール及びサイドスカート部に傷が入ってしまっていますので冷却水漏れと同時に板金修理も行います。フロントバンパーは所々破けていますので交換となります。

 

ホイールライナーカバーを外すと冷却水システムが見えてきます。エンジンの有る後方からここまで冷却水が流れ、冷やすとまたエンジンへ戻っていきます。

 

ラジエター下側を見てみると、冷却水の滴がいくつも付いています。この後に電動ファンを外しラジエター周辺も同時に確認をしていきます。

 

電動ファン事態に損傷は無かったものの、ファンを支えている外側のシュラウドは変形が見られました。その他にも細かい部品が損傷している事が分かりましたので全て交換を行い元の姿に戻します。冷却水漏れの原因はラジエターのコア部分に発生した亀裂からという事も分かりました。

 

ラジエターの前にはエアコンのコンデンサーが重なるように設置されていますので、そちらも心配だったのですが特に損傷は無く、取り付けステーが曲がった程度でしたのでステーを交換し無事に元の取り付け位置に収まりました。

マーキーズでは整備や修理だけでなく、ボディーリペアーも得意とするところですので、事故などで受けたボディーの傷修理やカスタマイズなどお気軽にご相談下さい。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 911 シリーズ 997カレラ 車検整備

ポルシェ整備 911シリーズ 997カレラ 車検点検整備でご入庫頂きました。
車検点検を進めて行きますと、ティプトロミッションからオイル漏れが発生している事が分かりました。滴となりアンダーカバーに垂れている状況です。走行中のホコリがオイルに付着し黒く汚れています。

 

漏れているのはオイルパンのゴムパッキンからでした。オイルパン固定ボルトはアルミのカラーを介して締め込まれる為に必要以上に締め込めなくなっていますので、パッキンは均一なテンションで潰されてシール性を高めます。しかし、時間が経過し劣化してくるとゴム痩せによりテンションが落ち、漏れを発生させます。漏れを放っておくとオイル不足の事態を招き、ミッション本体を痛めてしまい高額な修理費用が掛かる場合も出てきますので、早め早めの修理が不可欠です。

 

その他に大きな不具合は見られませんでしたので、オイル漏れ修理を行い車検取得となりました。一点気になったのがタイヤの状態です。溝の深さはギリギリ残っていますが、深いヒビ割れが発生していました。オーナー様にお知らせしたところ、後日交換する予定との事でした。タイヤはスポーツカーの命と言ってもいいものです。新鮮なほどいいです。

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ポルシェ整備 911 シリーズ 993カレラ 車検点検整備

ポルシェ 993カレラ 空冷エンジン911の最終型になります。しっかりとメンテナンスを行ってきている車両で有る事が良く分かります。今回は車検整備にてご入庫頂きました。大きな不具合は無く、定番箇所のエンジンオイル漏れが有る程度でした。消耗品としてはファンベルトが劣化し編み込んである糸がほつれていましたのでベルト交換を行いました。

 

こちらはタイミングチェーンケースのカバー部分です。チェーンケースはエンジン左右バンクに有りますが左右どちらともオイルが滴になる漏れ方をしていました。

 

こちらはタペットカバーになります。カバーの下にはマフラーが有り、垂れたオイルが溜まってくると白煙となりオイルの焦げた臭いがしてきます。またその場所はヒートエクスチェンジャーと言われ、車内への温風を作っている箇所になりますので、場合によってはヒーターを使用した時に風の吹き出し口からオイルの白煙が出るなんて事も有ります。

 

タペットカバーは樹脂で出来ています。数年前にガスケット交換を行っている履歴が有りましたが、それでもこの漏れ方をしている事を考えますとカバー自体が変形している可能性がある為に今回はカバーも同時交換で修理を行いました。オイル漏れ修理の際はマフラー部分の脱着を行いますが、高熱になるマフラーのボルト類は錆が激しく、取り外すのに一苦労する事もしばしばです。技術が必要な部分になってきますので、経験がものをいう部類の作業となります。

 

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ポルシェ整備 997 カレラ 911 車検整備

新年からマーキーズは全快で飛ばしています。本年も宜しくお願い致します。

さて、今回は911シリーズの997カレラにになります。車検点検整備でご入庫頂きました。全体的にはコンディションは良く、大きな不具合は無い状況です。

 

 

997にも多く見られるようになってきました、ショックアブソーバーの底付きを防止するバンプラバーの劣化です。手で触るとポロポロと崩れていく場合も有ります。

 

 

こちらは後ろ側になります。前側程では有りませんが劣化が見られました。今回の車検整備では交換作業を見送り、様子を見る事になりました。作業はショックアブソーバーを脱着しての交換作業となります。

 

その他にこんな事が有りました。ブレーキキャリパーが赤色にペイントされているのですが、塗料が剥げてしまっています。これはキャリパーからブレーキオイルを抜いた後にしっかりと洗浄をしなかった為に、ブリーダープラグ穴の中に残留したフルードが漏れ、塗装を溶かしてしまった状態でした。前回の車検整備は他社工場で行ったという事で、こういった事からもポルシェ整備は専門店で行う事をお勧めしたいです。

 

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ポルシェ整備 911 996 カレラ 冷却水漏れ修理

ポルシェ整備 911シリーズ 996カレラです。車検整備でご入庫頂きました。点検中にウォーターポンプのベルトプーリー下部に粉が吹いたようになっているのが気になり、清掃が出来るかと状況確認の為に手で触ってみると・・・・・?指に冷却水がうっすらと付いてきました。

 

どうも、ホースが刺さっているエルボー付近のように思いましたので、目視点検を行いますが漏れている事が確認出来ません。

 

やはり、どこを見ても漏れ箇所が不明です。しかし、再度手で触るとやはり指に冷却水が付着します??

 

エルボー部分の上部を鏡で覗いてみると、うっすらと湿っている箇所を発見しました。更によく見るとエルボー部分にクラックが入っている事が判明しました。漏れ出て来ないのが不思議な状況ですが、本当にわずかなクラックのようです。ちょうど染み出て来たタイミングだったのかも知れません。たまたまですが、この時点で発見が出来たのは良かったです。

オーナー様にお知らせし、ウォーターポンプ交換を行う事になりました。取り外した後にポンプを確認すると、本当にわずかなクラックが確認出来ました。

 

本年もポルシェスタッフブログをご覧頂き誠に有難う御座いました。

来年度もより良い情報のご提供が出来るように展開をしていきたいと考えておりますので、引き続き宜しくお願い申しあげます。

それでは、良いお年をお迎え頂けますように!

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ポルシェ整備 996 カレラ 911 パワーステアリングオイル漏れ修理

ポルシェ整備 996カレラです。駐車場にオイルが垂れているという事でご入庫されました。立体駐車場の為、僅かに下廻りが見られる状況のようでオーナー様はエンジンの下を見てかなりの量のオイルが付着しており、心配されていました。早速リフトアップを行い診断を行うと、オイルエンジンオイルではなく、漏れていたのはパワーステアリングオイルでした。

 

パワーステアリングオイルの量を確認すると確かに減っている事が分かります。

 

オイルの垂れ跡をたどり、原因箇所を特定していきますとパワステポンプのプレッシャーラインから漏れている事が分かりました。何件かの事例が有る箇所になりますので、今後は増えて行く故障になると思います。

 

ゴムホースとパイプとの接続部分から漏れ出していました。ホース抜けとオイル漏れ防止、また高圧が掛かるホースになりますので強度を確保する為にかしめて固定しているのですが、ご見ホースが経年により痩せてしまい、隙間が大きくなった為にオイルが漏れるようになってしまいました。

症状としては突然に発生するようなので、予防をどのタイミングで行うかの判断が難しいのが実情です。ただ、いきなりホースが抜けるという事は考えにくいので、漏れたらすぐに専門店で修理を依頼しましょう。オイルが無くなってしまうとポンプの故障に繋がり、不必要な出費となってしまいます。

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ポルシェ整備 993 カレラ 911 エンジンベルト交換

前回から引き続きとなります。

 

エンジンオイル漏れ修理を進めながら同時進行でベルトの交換を行っていきます。空冷エンジンのベルト交換は昔から2枚のプーリーにシムをかませて調整する方式です。多少の部品の形に違いが有っても基本的には変わりません。そして964と993は、ほぼやり方は同じです。

 

ベルトプーリーの中心軸はオルタネーターのシャフトです。奥のプーリーはポルシェエンジンの顔ともいわれるクーリングファンを回しています。奥のプーリーはファン中心部のベアリングに固定され、手前のプーリーとは回転を分けています。オルタネーターとクーリングファンはプーリーの大きさが違いますので、それぞれが適切な回転数で回っています。ちなみに手前のプーリーとベルトは2種類の設定が有り、トランスミッションの違いにより異なります。ティプトロミッションは電気負荷を増加させる為、マニュアルミッションより多く発電を必要とします。その為により多くオルタネーターを回転させる設定となっています。

 

時々、ベルトの設定を間違って取り付けされている車両を見かけますので、やはりポルシェは専門店で整備するのが無難です。間違った設定で組まれているとベルトの寿命を縮めてしまい切れてしまう事もしばしばです。

新旧のベルトが混ざっておりますが、部品構成はこのような感じです。

 

外したベルトを裏返してみると、かなりの劣化が見られます。

 

こちらはエアコンコンプレッサーを回しているエアコンベルトです。こちらもかなりの亀裂が見られました。ゴム製品ですので時間の経過と共に硬化も進みますので、切れて行くというよりは割れて行く感じでしょうか。

 

今回の整備で交換していなかったらと考えると、出かけた先で困ってしまう事態を招いてしまったかもしれません。エンジンフードを開ければ、ベルトの目視点検が出来ますので、是非見てみて下さい。ベルトに似たような亀裂が有れば交換時期を過ぎてしまっていますので、すぐに専門店で交換してもらいましょう。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 993 カレラ 911 チェーンケースカバーオイル漏れ修理

玉の汗が止まりません。熱中症予防の為、水分補給をしっかりと行いながらの整備となります。

さて今回は993カレラです。車検でご入庫頂きまして、エンジンからオイル漏れが発生している事がわかりました。オーナー様は大変この車両を大事にされておりまして、点検や車検時に不良の有る箇所は修理をされています。今回の車検ではこのオイル漏れ箇所以外に修理をするところは有りません。とてもいい状態でコンディションを維持されています。漏れていたのは、タイミングチェーンが収まるチェーンケースカバーからです。

 

患部へ到達するまでには多くの部品を外す必要が有ります。左右のテールランプ、センターガーニッシュ、リヤバンパーまで外したのが画像の状態になります。ここから更に、リーンホースメント、マフラー遮熱板、マフラー本体と次々に取り外しを行っていきます。

 

患部に到達する時は、エンジンハンガーを外さなければならない為にエンジン本体は「宙ぶらりん状態」となり、下からジャッキなどで支える必要が出てきます。

 

チェーンケースカバーを外すと、タイミングチェーンとカムスプロケットが目の前に現れます。この状態になれば、バルブタイミング調整も可能となってきます。チェーンケースカバーのゴムパッキンを交換し、カバー外周のスタッドボルトにシールグロメットを取り付け、オイル漏れ修理を行います。

 

ビックバンパー、964、993と機構的には同じレイアウトですが、カムスプロケットの形の違いによりバルブタイミングを調整する手法にも違いが有ります。使用するスペシャルツールもそれぞれに設定されています。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ エアコン修理

大好きな季節がやってきました。今年も暑い夏になると思いますので、海に行く回数が増えそうです。

さて今回はポルシェ996カレラです。エアコンが効かないという事でご来店されました。点検を進めていくとエアコンガス量が少なくなっている状況でしたので、ガス漏れ箇所のチェックを行っていきます。

 

隠れて見えないエアコン装置の配管を確認する為にフロントバンパーを外します。両角にある黒いエアーガイドを外したところが下の画像です。四角い装置が並んでおり、手前がエアコンコンデンサーで奥が冷却水のラジエターです。ラジエターの裏には電動ファンが付いています。エアコン用のラジエターをコンデンサーと呼んでいます。

 

逆サイドも同じレイアウトで設置されています。走行風でも冷却していますので、エアーガイドを被せて冷却効率を上げるのですが、小石などが飛び込んでしまいコンデンサーとラジエターを痛めるケースが良くあります。走行している最中ですから、衝撃はかなりの物です。当たりどころが悪いと穴が開き、ガス漏れや冷却水漏れを引き起こしてしまう事も有ります。

フロントガラスの下の辺りにもエアコンの配管や主要装置が配置されています。ガス漏れは幾つかの場所から少しづつ発生しているようですので、部品を何点か交換する運びとなりました。

 

配管に腐食が見られたり、それぞれの繋ぎ目で少しづつガスが抜けていました。下の画像中央にあるレシーバータンクからの漏れが量的には最も多い箇所でした。レシーバー&ドライヤーとも呼ばれ、エアコンシステムのフィルターとしての役割を担っています。

 

エアコンの効きが悪く、出かけても楽しさ半減等とならないように、エアコン不調はまず、マーキーズにご相談下さい。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 911 996 997 986 987 エンジン故障

桜が咲いてきました。街並みが彩る季節到来です。お花見が楽しみになって来ました!

 

さて今回は自慢その2です。先日公開しましたニューページが更にパワーアップしましたので、お知らせとなります。多くのアクセスを頂き、ありがとうございます!

 

外側からの診断が終了し、エンジンを分解。内側の診断を行う様子をご紹介しています。

 

なぜ異音が発生するのかを分かりやすく動画で見て頂く事が可能です。

 

是非、ホームページ内の下記バナーからご覧下さい!

https://www.porsche-seibi.jp/repair/engine.html

こちらのURLからもご覧になれます。必見です!

 

ではまた次回です。

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