ポルシェ車検 故障 修理 匠の技ポルシェ整備ファクトリー マリオットマーキーズ

お問い合せはこちら
ポルシェ車検修理トピックス

板金メールフォーム

キャンペーンバナー

ポルシェ整備 993 カレラ 続きです

前回から引き続きポルシェ993カレラです。

画像はステアリングギアボックスのマウント部になります。ステアリングラックなどと呼ぶ場合も有りますね。左右2箇所で固定されていまして、こちらは進行方向右側のマウントになります。この角度だと分かりづらいので真下から見てみますと・・・・・・・・。

DSC_4753

この様にマウントゴムがホルダーからはみ出るように伸びてしまっています。寸法きっちりに取り付けされる部分ですのでこれではホールドしているとは言い切れません。ハンドルを切る時にキシキシと音が出る要因の一つでも有ります。アルミ製のホルダーを外し、マウントゴムの交換を行います。

DSC_4754

ステアリングマウントゴムの交換が終了すると次はもうおなじみと言ってもいいのではないでしょうか。フロントロアアームのゴムブッシュになります。ロアアームを棒でこじると大きな亀裂が有るのが分かります。

DSC_4755

そして、こじった時のタイヤの動きを見ているとものすごく変化します。走行中もこんな感じでタイヤが動いている事を想像すると道路の状況でハンドルが取られたり、旋回性能に支障が出ているのが理解出来ます。この部分はブッシュだけの打ち替えがなかなか難しく、行おうとするとロアアームを購入しても変わらない費用になってしまう為に、チューニングパーツを組み込む以外はロアアームそのものを交換するのがいいですね。また交換後は見違えるように走りが変わります。

DSC_4756

ロアアームを交換した事が無い993で ハンドリングに違和感が有るようですと、ここを疑った方がいいと思います。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ 911 異音修理です

もうお盆の季節ですね!という事は、お盆休み突入も近いのでそわそわしてしまいますね!!

さて今回は、足まわりの異音が気になるというご依頼を頂きましたので早速点検です。段差を乗り越える際にリヤの方から「コトコト」と異音がするという物です。各アーム類とショックアブソーバー等を実際に揺らしてみたり手で触り動きを確認して行きますと、スタビライザーリンクにガタが出ているのを発見しました。

IMGP8657

音の原因はスタビリンクのガタから来ているものでした。このスタビリンク、大変重要な部品でも有ります。黒いゴムブーツの中はボールジョイントになっていて極めて精度の高い部位です。皆様ご存知のピロボールと同じです。
コの字型をした棒をスタビライザーと言いますが、前後に付いており、こちらもポルシェには、いや、車には無くてはならない存在の部品になります。これが無ければ怖くて曲がれません!!ポルシェのようなスポーツカーはスタビの硬さを調整出来るモデルが有ります。主にローリングを抑えるのが目的になりますが、この調整を間違えると全く別の車両に大変身してしまいます。アンダーステアーが強く曲がりずらくなったり、オーバーステアーになり過ぎてスピンを招いたり。リヤヘビーのポルシェでも顕著に変わります。
そのスタビとショックやアームに接続をさせるのがスタビライザーリンクというわけです。アームの動きを直に入力されるので、大変厳しい環境の中で仕事をしてくれています。傷みも早いわけですね。

IMGP8658

こちらはスタビライザー本体を支えているスタビブッシュとホルダーです。ゴムが痩せてきていましたのでリンクと一緒に交換をさせて頂きました。異音も直り、スタビもスムーズさを取り戻しましたので、車両全体にしなやかさが戻りました。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2757

  • ■BOSCH Car Service
    (BCS)認定ディーラー
  • ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
    正規ディーラー 指定工場
  • ■国土交通省
    関東陸運支局認証工場
    第1-10912号 / 第1-11940号
  • ■古物商許可番号
    307739702610
  • ■走行メーター
    管理システム導入店
  • ■財団法人
    日本自動車査定協会
    査定業務実施店
  • ■社団法人
    日本自動車公正取引協議会加盟店

ポルシェ整備相談メールフォーム