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ポルシェ整備 996T 911ターボ フューエルフラップロック不動修理

汗はかいてしまいますが、好きな季節がやってきました。今年は梅雨が遅れているのか雨が少ないですね。それともこれからなのか・・・・。いずれにせよ梅雨が明ければ本番ですので楽しみです。

さて今回は996T 996のターボになります。フューエルフラップ(燃料給油口の蓋)がドアロックを掛けても開いてしまうとの事で診断をしていきますと、ロック用のプッシュロッドが飛び出して来ない事を確認しました。しかし、システムテスターを使用して作動チェックを行うと作動音は聞こえてきます。状況確認をるのにフラップロックソレノイドを外す事にしました。

ソレノイドは、チャコールキャニスターの奥に位置しますので、キャニスターの脱着が必要となります。

ソレノイドを外してみると一目瞭然でした。ロッドの付け根が破損し外れてしまっている状況でした。修復も厳しい状態ですので、ソレノイドを交換する事になりました。

フューエルフラップにロックが掛からないとガソリンの盗まれ放題になってしまいます。(今どきガソリンを盗む輩がいるのかは何ともでは有りますが・・・・。)不安を引きずるよりは、高額な部品では有りませんのでしっかりと直してしまうほうがお薦めです。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 996ターボ 911T 996T エンジン排気漏れ修理

ゴールデンウィーク真っ最中ですね!ポルシェでお出かけされているオーナー様も多いかと思います。楽しんだ後はしっかりメンテナンスをポルシェにしてあげて下さいね!

 

さて今回は996ターボになります。乗っていてやたらうるさく、また不快な振動のようなものがボディーに伝わってくるとの事で診断を進めていきますとエキゾーストマニホールド(エキマニ)の辺りから排気漏れしている音が聞こえてくるのですが、見た感じはそれらしい箇所が見当たりません。

排気ガスの臭いもかなり感じますので確かに排気漏れしているはずと、鏡などを使用し隅々まで確認をいていくとようやく見つけました。エキマニパイプ集合部の上側に大きなクラックが入っていました。

 

それがこのクラックになります。

 

溶接接合部分が剥がれている感じです。

 

溶接をし直して修理も考えましたが、長持ちしないかもしれない事と社外品も同様と考え純正エキマニをお勧めしたところ、これはオーナー様も同じ考えでしたので話は即決定となりました。入荷したエキマニを並べてみるとかなりの対策がなされ、より丈夫に作成されている事が分かりました。

 

よく見ると等長もより正確に取られているのも分かります。より丈夫に、より性能が向上された部品がデリバリーされているという事になります。(新しい車両のデーターが逆にこういったところにフィードバックされているんです)

 

ではまた次回です。

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996ターボ 車検点検整備でご入庫です

996T

ポルシェ 996T 車検でご入庫頂きました。一年前に定期点検でご来店され整備をしっかりと行って頂きましたので、今回の車検は消耗品の交換程度で完了です。次回のご入庫もお待ち申しあげております!!

ポルシェ 996T 冷却水漏れ修理です

台風が足早に過ぎてくれたので良かったですよね!雨量はかなりのものでしたが時間が短かったせいも有りお預かりしていた車両に被害は無く安心致しました!

さて今回は、996ターボです。駐車場に色の付いた池が出現したとご連絡が有り、詳しく聞いてみますと冷却水でる事が分かりました。ひとまずお水を足して頂き、そのまま下から水が出て来ないとの事でしたので道のりは遠くない事もありまして自走にてご来店頂きました。
お車をお預かりして症状の確認をする為に工場へ入れたのですが、しばらく経っても冷却水が漏れてきません。
はて?お話しではそうとうな量の漏れだったはずなので、危険と思いエンジンは掛けないでいたのですが、このままではどうにもなりません。次の手としては加圧テストを実施してみました。すると僅かに冷却水が一滴落ちてまいりました!確認をするとウォーターポンプからでした。ただ気になるのは一晩で池になる程の量では無いという事です。

現実、漏れて来ているので当然、交換作業が必要です。漏れてくる量の程度を考え車両を移動する事は構わないと考えましたので、お水を補充して念の為にラインのエアー抜きをする事にしました。(エアーが入っていると冷却水を吹きあげてしまう事が有ります)
エアー抜きも完了し保管場所へ無事に避難が完了しました。後は部品が入荷するのを待つだけです。めでたし、めでたし。

明朝。

池が出現・・・・・・・。

なるほど。謎が解けました。エンジンが冷える過程で一番漏れる量が多いという事な訳です。熱の膨張率が違う金属が組み合わさって出来ているのがエンジン。一番の差が出る時に冷却水が最大に漏れて来ていたのですね。
当然、水圧が掛ってますので余計に出てくるわけです。なかなか考えさせられた事例となりました。

謎が解けたら、修理に掛ります!!
メインマフラーを外すとウォーターポンプが丸見えになります。
DSC_2822

交換が完了した画像です。近づくとより分かりやすいかと思います。
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こちらはサービスショット。なかなか見れないと思います。ターボチャージャーのタービンです。
DSC_2825

ウォーターポンプもタービンのようにフィンを回転させて冷却水を圧送しています。エンジン回転中は常時仕事をこなしている働き者なんです!
DSC_2820

また、来週です。

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