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ポルシェ整備 996 カレラ 911 エンジンオイル漏れ修理

寒いです・・・・・・。嫌いです・・・・・・。冬・・・・・・・。

さてこちらはまだまだ熱く展開中のスペシャルキャンペーン!本当に多くのお問い合わせ有難うございます。ご予約を頂きましたオーナー様、そして既にご入庫頂きましたオーナー様にも熱く御礼申し上げます。限定枠も残り少なくなってきましたので、ご予約はお早目に!

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では本題です。エンジンの各所からオイル漏れが発生しており、エンジン警告灯も点灯しているとの事で整備のご依頼を頂きました。警告灯点灯はオイルの漏れ箇所に原因が有る可能性も有り、その他のオイル漏れ修理を含めて考えますとエンジンを降ろしてしまった方が早いと判断し作業を進めて行きました。

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エンジンも降ろしてしまうと「借りてきた猫」状態と言いますか、普段のスポーツカーとしての力強さはどこえやら、影をひそめて見えます。では静かにしているうちに修理を進めてしまいましょう。

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オイル漏れ箇所の1つでもあるオイルセパレーターになります。少し前に冷却水漏れでもご紹介しました。画像左側の蛇腹状の短いホースを良く見ますと、破けて穴が幾つか空いているのがお分かりになりますでしょうか。ここからエア吸いを起こし、警告灯点灯を導いていたと考えられます。まずはこういったところから原因となる要因を潰していき、再診断を掛け確定を導き出していきます。

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右側は新品のオイルセパレーターになります。「宇宙ステーション」などと面白く呼ぶ工場も有ります。確かにそれを連想させる形では有りますね。前回も書かせて頂きましたが、アフターパーツとして取り寄せた部品は対策が打たれている事が多いです。今回のオイルセパレーターも同様に下側のL字に曲がった箇所に付く、オイルシール(茶色い部分)の厚みが変更になっています。

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まだまだ作業は進行中ですので、続きは機会を見てご紹介出来ればと思います。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 986 ボクスター エンジンオイル漏れ

皆さま、夏休みは如何お過ごしになられましたでしょうか。私は大好きな海へと行きまして、満喫してまいりました!まだまだ暑い日が続くと思いますので、お休みの日にもう一回だけ海に行こうと画策しております。

 

さて今回は986 ボクスターです。車検整備でご入庫頂きまして点検を進めて行きますと、エンジンからオイル漏れが発生している事が分かりました。車輌は全体的に良く整備されている状況でしたので、現状ではこのオイル漏れだけ直せば大丈夫です。

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部位としては前回のブログでも触れました、バリオカム装置のソレノイドシールからオイル漏れが発生しています。これは986、987、996、997と共通する漏れ箇所となります。緑色をした部分がラバーリップとなってオイルが外に出て来ない様にしています。

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ソレノイドは左右バンクに2個づつ取り付けされています(バリオカムプラス式)。バリオカム用とバリオカムプラス用で合計4個のソレノイドがいますので、ソレノイドシールも4個となります。

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交換作業は難しい物ではありません。配線コネクターを抜き、ソレノイド固定用のステーを外せば、レモン型をしたアルミ製の枠と共にシールが外れてきます。取り付け部を綺麗に清掃して、グリスをリップに塗布後、組み付けをすれば完了です。放っておくと思ったよりも派手にオイル漏れが発生する箇所でもあるので、早めに修理を行う事をお薦めしています。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ エンジン・ミッションオイル漏れ

すっきりとしない天気は続いていますが、あと少しの我慢で大好きな季節がやって来ます。楽しみです!

 

さて今回も996カレラのご紹介です。車検整備でご入庫頂きました。車輌をリフトアップし、下廻りの点検を行いますと激しくエンジンオイルが漏れているのが分かりました。今までは近くの整備工場で車検を通していたそうなんですが、何故か今回は専門店に依頼した方がいいと言われたそうです。理由は恐らくこのオイル漏れのせいと思われました。

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エキゾーストマニホールドにまでオイルが垂れている状況です。確かにオイルの焦げた臭いがしているのは分かっていたのですが、まさかここまでとは・・・・・・。もう手におえないと、専門店に行くように促したのだと思います。

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オイル漏れはタペットカバーから発生していました。エンジン両バンク共にほぼ同じ状態です。996になってからのエンジンはガスケット(ゴムパッキン)が廃止され、シール剤を塗布してシーリングします。カバーを張り合わせる面だけでなく、取り付けボルトの穴やプラグホール、ソレノイドのシールなどからもオイル漏れが発生するケースが有ります。今回は漏れの量からして、張り合わせ面だと思われました。カバーを脱着し、再シーリングを行います。

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その他にも、ティプトロニックミッションからもオイル漏れが発生していますので、こちらも同時に修理します。オイルパンと言われる、ミッション最下部にある「オイル受け」です。

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かなりの量が漏れて、方々に広がっています。こちらもオイルパンを外し、ガスケットを交換して行きます。オイルパンを外すと目の前にフィルターが現れますので、この機会に交換をします。ミッションのフィーリングがかなり良くなる事が有りますので、オイルだけの交換では無く、フィルター交換もオススメです。

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エンジンとミッションのオイル漏れを修理し、無事に車検の取得は出来ました!ご予算の都合もあり、他にオススメしたい整備の提案は次回となりましたが、オーナー様は気に行っている車輌なのでこれからはしっかりと整備をしていきたいとおっしゃっていました。自分の車のコンディションを知らなかったようで、写真をみせましたら大変驚かれていたのが印象的でした。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ 987 ケイマン オイル漏れ修理

今週はゴールデンウィーク明けで大忙しのマーキーズです。

今回は987 ケイマンのご紹介です。ご入庫頂いた車輌は部分部分にラッピングが施しておりまして、締まった感じのイメージで「いいな~」と思わせるお車です!

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エンジンからオイルが漏れているとのご依頼でご入庫頂きました。リフトアップを行い診断を行うと、進行方向右側のヘッドカバーからオイル漏れが発生しているのが分かりました。下の画像はエンジン上部のサービスカバーを外したところです。ギュウギュウですね。

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作業を進め、ヘッドカバーを外したところです。エンジン内部を見て、メカもビックリの綺麗さです。オーナー様は大変この車輌を大事にされており、オイルメンテナンスをしっかりされているのが良く分かる瞬間でもあります。ご入庫時の受付でもポルシェの話で大変盛り上がり、このケイマンを大事に乗って行きたいという気持ちが伝わって来ました。

 

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外したヘッドカバーを洗浄して、新旧の交換部品を並べた画像です。通常は僅かでもオイルの茶色いシミが残ってもおかしくないのですが、この通りヘッドカバーの裏はとても綺麗です。オイルも常に新しい物がいい訳では有りませんが、定期的に交換を行って行く事でエンジン内部をこの様に綺麗な状態で維持する事が出来ます。これは故障を予防する事にも繋がります。オーナー様もそれを意識してメンテナンスをされているようです。

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診断をしている時に気が付いたのが冷却水漏れでした。ポタポタと垂れる程では無いのですが、滲みが進行しているようでしたので、こちらを合わせてお知らせしたところ、即答で修理のご依頼を頂きました。滲んでいたのはウォーターポンプです。下の画像は取り外したところですが、やはり綺麗な状態を保っていました。

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こちらはその横に位置するサーモスタットが取り付けられる部分です。この辺りにも水垢のような物が沈殿していたり、冷却水のシミが強く残っていてもおかしくはないのですが、冷却水も定期的に交換されているのか?と思わせる程です。

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オーナー様がいかに大事にされて乗っておられるかが分かるポルシェでした。我々も大事に大事に整備を行いました!次回のご入庫もお待ち致しております!

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ オイル漏れ修理

引き続きの996カレラでです。修理箇所が多い為にエンジンを降ろして作業効率を上げていきます。

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エンジンブローバイガスのチェックバルブがオイル漏れを引き起こしていました。エンジンの下の方へジワジワとオイルを広げてしまいます。高温のガスが通るので傷みが激しい部位の一つです。

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取付け位置はここです。対角位置にも同じようにチェックバルブが取付けされています。一定以上にガス圧が上がるとリリースをさせ、エンジン本体を守ります。

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続きましてこちらはオイルプレッシャーセンサーのオイル漏れです。油圧センサーですね。タペットカバーとの取付け面にシールリングがあり、経年によりシール箇所からオイルが漏れていました。センサー内部の抵抗値を油圧により変化させてセンシングしています。

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プレッシャーセンサーのシールリングはセンサー本体に取付けされ外す事が出来ません。また、センサー自体の故障が少なくはありませんので、オイル漏れしていれば本体ごと交換した方が不具合の予防にもなります。ちなみに、端子が2か所あり、それぞれに配線が接続されていますが、メーターの油圧計とエンジンコントロールユニットそれぞれからの配線になります。わざと分けているんです。

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まだ作業は続きます・・・・・・・・・・・・。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 997 カレラ チェーンテンショナー漏れ

雪が降りましたね。朝の通勤はまいりました・・・・・・・。電車が遅れている上に、満車状態で乗れない・・・・・・・・・。いつもの倍以上時間が掛ってしまいました!

さて今回は997カレラです。点検整備でご入庫頂きました。コンディションはとてもいい状態ですが、1点だけエンジンからのオイル漏れが発生していました。

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こちら、エンジンを下から見た画像です。エキゾーストマニホールドの向こう側、スタビライザー上に見える箇所が問題のオイル漏れ箇所になります。

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もう少し寄ってみると分かりやすくなります。この大きなボルトの頭の様な箇所はタイミングチェーンテンショナーです。最近は多く見られる事例になって来ています。テンショナーを外し、シールリングとOリングを交換すればいいので作業自体は単純です。ですが、外すのはいいのですが、取り付けには骨がいります。なかなか入らない時が有ります。テンショナーには油圧が掛ると内部に充填され伸びる仕組みです。内部のオイルを抜いてあげると簡単に取り付け出来るのですが、エンジンを始動した時にチェーンのテンションが抜けているので大きな音が出ます。また、確立は非常に低いですが、タイミングがズレてしまう可能性も含みますので、リスキーなやり方となってしまいます。

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ここも漏れ始めますと派手に地面に垂れてしまいますので、見つけ次第の整備をお勧めしています。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ エンジンオイル漏れ修理

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ポルシェ整備 996 カレラ エンジンオイル漏れ修理でご入庫頂きました。

ポルシェ 996 オイル漏れ修理

今年も残すところあとわずかですね。マーキーズでは素敵なキャンペーンやってます!

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さて今回も996です。エンジンのオイル漏れ修理になります。タペットカバーからのオイル漏れが激しく、修理を行います。

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タペットカバーを外すと、カムシャフトが見えてきます。水冷エンジンになってからは、タペットカバーにはガスケットパッキンは廃止され、シール剤を使用してのシーリングとなりました。

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外したカバーは洗浄し、組み付けを待ちます。

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作業ついでに、こちらの部品も交換します。ブローバイラインのチェックバルブになります。ここも良くオイル漏れが発生しているのを多く見かけるようになりました。

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取り外すと、こんな形です。Yの字に見えますね。あんまり放っておきますと、エンジンの不調を招きかねません。高価な部品では有りませんので、取り換えられる時は交換をしておいた方がベストです。

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また次回です。

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ポルシェ整備 986 ボクスター オイル漏れ修理

風が冷たくなってきました。夜は寒くなってきましたね。

さて今回は986です。ボクスターですね。登場から20年に手が届くようになり、新車が出た時の事を思い返すと時代を感じます。987、981と新しい世代が出てきても、まだまだ現役で走っている初代ボクスターを良く見かけますし、整備にもご入庫頂いております。さすがはポルシェ、タフです。

こちらは車検整備でご入庫頂きましたボクスターです。良くメンテナンスされているのが分かります。今回の車検では1点だけ不具合箇所が・・・・・。エンジンにオイル漏れが発生していました。不具合箇所はカムシャフトセンサーからのオイル漏れでした。左右バンクに一つづつ取り付けされていますが、今回は残念ながら両方共に漏れが発生していました。

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センサーにはOリングが取り付けられていますので、センサーを脱着してOリングを交換すればいいだけの修理になります。修理費用はさほど掛りません。そんなオイル漏れ放っておいてもいいではないかとなりますが、以外に被害は大きくなります。画像を見て頂きますと中央の配線が湿って見えますよね?これ、漏れたオイルが配線を束ねる布テープに染み込んでいってるんです。どんどんと先々に向かって。

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この画像はマフラーに取り付けられるO2センサーのコネクターなんですが、こちらも湿っていますね。これは配線上部でカムセンサーの配線と束ねられている為にこちらまでオイルが伝わってきてしまうんです。いわゆる毛細現象ですね。

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このまま放置してしまうと、コネクター内部にオイルが侵入し、接触不良などを引き起こす原因にもなります。そしてチェックエンジン点灯やO2センサーの故障を招きます。更にクロスメンバーを伝い汚れを招き・・・・・といい事が全く有りません。見付け次第、即修理を!

ではまた次回です。

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ポルシェ パナメーラ ATオイル漏れ

車検点検整備でご入庫頂きました、パナメーラです。点検を進めて行きますとオートマミッションにオイル漏れが発生しているのが分かりました。パナメーラが登場したのが2009年でした、まだ新しいモデルのイメージが抜けませんが、実際はこの様に修理が必要な箇所が出て来ているのが現実です。

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ミッションのオイルパンと呼ばれる部分です。黒いトレーの様な部分がそれです。ミッション本体との境目がオイルで湿っていますね。境目にはガスケットが入っていますが、ヘタって来るとこの様にオイルが染み出てきます。オイルパンの取り付けボルトを増し締めしてみる手も有りますが、一時凌ぎに過ぎませんので、やはりここはしっかりと修理を行うのが転ばぬ先の杖となります。
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オイルパンボルトの増し締めでは済まない理由がもう一つ有ります。こちら、ミッション内部と外の配線を繋ぐコネクター部分です。実はここが一番漏れている箇所になります。お分かりのようにオイルが滴になっています。ミッション内部からコネクターソケットが出て来ており、ソケットにはOリングが取り付けられシールされています。経年によりOリングもヘタリ、シール性が低下してしまっていました。
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コネクター部から漏れ出たオイルがオイルパンに伝わり、オイルパンが派手に漏れているように見えていました。こういった所も見逃さずに点検と整備を行わないと、オイルパンガスケットだけ交換した場合、いつまでも漏れが収まらない状態になります。修理代の無駄を招きます。やはりポルシェは専門店に任せるのがベストですね。
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オイルパンガスケットの交換とコネクターOリングの交換を行い、無事にオイル漏れは止まりました。これで安心安全にポルシェをお楽しみ頂けますね。

ではまた次回です。

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