ポルシェ車検 故障 修理 匠の技ポルシェ整備ファクトリー マリオットマーキーズ

お問い合せはこちら
ポルシェ車検修理トピックス

板金メールフォーム

キャンペーンバナー

ポルシェ整備 986 ボクスター ドライブシャフト

今日は墨田川の花火大会が開催されます。天候にも恵まれましたので、見に行く方は楽しみな時間ですよね。交通規制が掛りますと渋滞が発生しますので運転には気を付けて頂きたいと思います。

さて今回は久しぶりに986ボクスターです。車検点検整備でご入庫頂きました。点検を進めていきますと、最近の王道とも言える箇所がやはり傷んでおりました。

2016070508414401

 

こちらは何度かご紹介しております、ショックアブソーバーのバンプラバーですね。完全にちぎれてしまっていました。まだかろうじて残っていますが、もう少ししたら完全に砕けて無くなってしまいます。そうなるとショックの底突きを防止出来なくなるほか、ショックのシャフトにゴミが溜まり放題になり、ショックのオイル漏れを招く事にも繋がりますので、いい事無しです。早期の交換をお勧めしています。

2016070508414700

 

こちらはドライブシャフトのブーツになります。見ると今にも切れそうな状態でした。これが切れるともう大変です。シャフトは回転していますので、内部グリスを放射状にまき散らします。

2016070508414400

 

ブーツを交換する為には、ドライブシャフト本体の脱着が必要になります。交換作業でブーツにほんの少しだけ力を入れたら、やはりブーツは直ぐに裂けてしまいました。もう限界にきている証拠ですね。

1467728595970

ブーツが切れたままで走行を続けてしまうと、グリス切れをおこしドライブシャフトジョイントを傷め、最悪の場合はドライブシャフトをアッセンブリで交換しなければならなくなってしまいます。非常に高価な部品ですので、早めの対処が余計な出費を防ぎます。今回はタイミング良く、傷みの発見と対応が出来た良い例となりました。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 987 ボクスター 幌修理

IMGP0110

ポルシェ整備 987 ボクスター 幌 コンバーチブルトップ修理でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 986 ボクスター 車検整備

986

ポルシェ整備 986 ボクスター 車検整備でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 986 ボクスター エンジン不調

早いもので10月も終わりますね。年内は残すところ2ヶ月となります。これからどんどん寒くなり、私には苦手な季節がやって来ますが、ポルシェへの熱い思いで乗り切ります!(キバリ過ぎでしょうか・・・・)

それでは、前回に引き続き986ボクスターです。エンジン不調でご来店頂きました。アイドリング状態ではエンジンがブルブルと振動し、回転を上げようとすると引っ掛かるように上昇します。この状態ですから、チェックエンジンランプ(エンジン警告灯)は勿論、点灯します。システムテスターにて診断を行うと2箇所のミスファイヤー(失火)が常時発生している事が分かりました。早速、点火系統の点検をしてみると驚きの事実が・・・・・・。

スパークプラグを点検するにはイグニッションコイルを外します。下の画像がそれです。ポルシェが初めてダイレクトイグニッションを導入したのがボクスターでした。数多く必要だったプラグコードが不要となり、軽量化に貢献します。また、コントロールユニットが各シリンダーを個別に管理出来る点や、より診断を容易に出来る利点が有ります。

IMGP4767

こちら、外したイグニッションコイルですが、見て下さい。ボロボロです。こんなに酷いのは初めて見ました。錆びが浮き、無数のヒビ割れが発生しています。スパークプラグを外して点検をすると、状態は良いと言えませんが一旦清掃して、機筒位置をずらし取り付けをします。コイルを元の位置に戻しエンジンを始動してみます。不調は変わらず、不調が出ている機筒にも変化はありません。今度はコイルの位置をずらし取り付け。不調機筒が変わりましたので、原因はイグニッションコイルで有る事が確定しました。(メカニックはこんな地道な診断を日々行っています。時間も掛るんです。テスターを繋げたから、直ぐに判断出来るものではありません。ご理解を頂けますと幸いでございます!)

IMGP4768

イグニッションコイルとスパークプラグを交換し、症状は改善されました。しかし、何だかパリッとしないなとも感じます。一カ所だけオイルで湿っていたコイルが有りましたが、関係が有るのかは不明で、なんとなく引っ掛かるなと思い、他に致命的な箇所が無いか一通り見て見ると、通常あり得ない青い液体が流れた跡が目につきました。

IMGP4780

これは冷却水がエンジン本体から染み出てきているようです。エンジン熱で煮詰まり、結晶化している所も有りました。染み出て来ているのは、シリンダーヘッドとブロックの境目、いわゆるヘッドガスケット抜けが起きているようです。こうなると、エンジン内部にも影響が出ているはずです。パリッとしない原因はこの辺りに有りそうです。

IMGP4782

今回はご指摘のみで終了となりました。修理はオーバーホールが必要となりますので、それなりの費用が必要になります。エンジンを載せ換えるにしてもしかりです。オーナー様もお悩みになられていましたが、一旦ご返車をし、後日ご相談となりました。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 986 ボクスター オイル漏れ修理

風が冷たくなってきました。夜は寒くなってきましたね。

さて今回は986です。ボクスターですね。登場から20年に手が届くようになり、新車が出た時の事を思い返すと時代を感じます。987、981と新しい世代が出てきても、まだまだ現役で走っている初代ボクスターを良く見かけますし、整備にもご入庫頂いております。さすがはポルシェ、タフです。

こちらは車検整備でご入庫頂きましたボクスターです。良くメンテナンスされているのが分かります。今回の車検では1点だけ不具合箇所が・・・・・。エンジンにオイル漏れが発生していました。不具合箇所はカムシャフトセンサーからのオイル漏れでした。左右バンクに一つづつ取り付けされていますが、今回は残念ながら両方共に漏れが発生していました。

IMG_6971

センサーにはOリングが取り付けられていますので、センサーを脱着してOリングを交換すればいいだけの修理になります。修理費用はさほど掛りません。そんなオイル漏れ放っておいてもいいではないかとなりますが、以外に被害は大きくなります。画像を見て頂きますと中央の配線が湿って見えますよね?これ、漏れたオイルが配線を束ねる布テープに染み込んでいってるんです。どんどんと先々に向かって。

IMG_6974

この画像はマフラーに取り付けられるO2センサーのコネクターなんですが、こちらも湿っていますね。これは配線上部でカムセンサーの配線と束ねられている為にこちらまでオイルが伝わってきてしまうんです。いわゆる毛細現象ですね。

IMG_6976

このまま放置してしまうと、コネクター内部にオイルが侵入し、接触不良などを引き起こす原因にもなります。そしてチェックエンジン点灯やO2センサーの故障を招きます。更にクロスメンバーを伝い汚れを招き・・・・・といい事が全く有りません。見付け次第、即修理を!

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ 整備 986 ボクスター 車検 点検

IMGP1688

ポルシェ 986 ボクスター 車検点検整備でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 987 ボクスター

IMG_0094

ポルシェ整備 987 ボクスター 車検点検整備でご入庫です

引き続き ポルシェ整備 986 ボクスターです

前回に引き続き、ポルシェ 986ボクスターです。ティプトロニックオイル交換(オートマオイル交換)のご依頼を頂きましたので作業開始です!ミッション下の三角プレートとスタビライザーを外し、オイルパンの脱着を行います。オイル交換の他にフィルターの交換もお勧めしましたのでオイルパンの脱着が必要となります。ミッション下のプレートはリヤサブフレームの一部でも有るので車体からのテンションが掛っている為に脱着には少々コツがいります。

IMG_5764

 

オイルを抜き、オイルパンを外すとAT内部が見えます。普段はこの中に大量のオイル(正しくはフルード)が入っています。

IMG_5758

 

こちらは外したオイルパンです。黄色く見えているのはオイルの注入口になっている所です。エンジンを掛けながら注入をして行くのですが、規定の油面を出す為に注ぎ穴がその分上部に開いています。反対側の両隅には見えずらいですが磁石が置かれています。内部で発生した鉄粉を寄せ付ける役割です。非常に細かな鉄粉がビッシリと付着していました。触るとオイルと混じっていますのでハンドクリームのようになめらかな状態です。

IMG_5759

 

そしてこちら、画像中央に位置しているのがATフィルターです。ここからオイルを吸い込み、フィルターを通ったオイルが各部へ圧送されて行き、オイルは落ちてくるようにオイルパンへと戻ってきます。

IMG_5761

 

こちらはオイルパンとミッション本体との貼り付け面に取り付けるガスケットです。紙がベースになっていますが表面にはシーリング処理がされており、取り付けする時にガスケットがつぶされると共にシール剤も伸びてシール面が広がります。

IMG_5760

 

オイルとフィルターを交換した事で、ミッション内部の作動状態が良くなり、なめらかな乗り味になるのが分かります。オイルも劣化をしますので、一概に走行距離が少ないからという理由で交換をしないのは良く有りません。劣化したオイルがミッション内部の部品に影響を及ぼす事も考えられます。未交換でしたら、お勧めのメンテナンスになります!!

ではまた次回です。

 

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ点検整備 986 ボクスター 

この陽気ですと今年の夏は暑くなりそうですね。人間ドックならぬポルシェドックでコンディションの把握と暑くなる前に対策をしておく事をおすすめ致します!まずはマーキーズへGOです!!

さて今回は986ボクスターです。車輌は車検点検整備でご入庫頂きました。エンジンはオイル漏れの修理を行ったで有ろう形跡が見受けられ車検は問題無く合格すると予想出来ました。が、点検を進めて行くと逆にフィルター類やファンベルト等の消耗品と言われる物が限界を迎えていましたので交換作業となりました。幌を半開き状態にし、エンジン上部のフタを外します。次に普段はカーペットで隠れている座席シート後方のサービスプレートを外します。

IMG_5752

 

こちらはエンジンのエアーフィルターです。圧縮エアーで清掃を行いましたが、全く綺麗になりません。これでは吸入空気効率は相当低下していると思われます。スポーツカーですので性能を発揮する為には大変重要な部分になりますね。

IMG_5755

 

これがまた酷い状態でした。ファンベルト(ポリリブベルト)になります。右側の旧ベルトは亀裂が入り、いつ破損してもおかしくない状態でした。ベルトが切れると、パワステ・エアコンが効かなくなり、オルタネーターの発電も停止しますので、バッテリーが切れればその場で不動車となってしまいます。ですので定期的な交換が必要となる部品ですね。現在アフターパーツとして入手できる物は新車時の部品に比べ幾つかの対策がされており、もちが良くなって来ています。

IMG_5753

 

最後の紹介はエアコンフィルターです。少々高価では有りますが、この汚れ具合を見て頂けますと交換が必要なのがお分かり頂けると思います。快適な車内を維持する為にも、定期的な点検と清掃、交換が重要です。

IMG_5757

 

この様にマーキーズではポルシェのトータルメンテナンスを常に意識した内容で点検整備プランをご提供させて頂いております。ゴールデンウィークで活躍した後のリフレッシュを目的とするチェックもいいですし、これから活躍の場を控えて事前のチェックでも、ポルシェの事はマーキーズにお任せ下さい!!

 

それではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 986 ボクスター 冷却水漏れ修理

すっかり春ですね~。一雨づつ暖かくなって行くのが分かります。

さあ今回は986ボクスターです。何度も冷却水を補充しているのにランプが点灯するとの事で修理のご依頼を頂きました。ご存知の通りボクスターはリヤトランクにエンジンオイルの入れ口と共に冷却水の補充口がありますね。画像の黄色いキャップがエンジンオイル。青いキャップが冷却水です。(現在、部品を取り寄せると現行車と同じ黒いキャップになります)黄色いつまみはオイルレベルゲージです。それらの廻りをウェザーゴムによりトランクルームとは仕切られています。理由は次の画像でも分かります。

IMG_8807

 

こちらはトランクフード裏です。よく見ると水滴が付いているのが分かります。この様に蒸気が発生してしまった時にトランクルームとの間仕切りになるようになっているんです。この様な状態になるのは何らかの原因でキャップから冷却水が噴き出した時とキャップ下の黒いプレートを外すと見えるエアー抜きバルブの漏れが主な原因になります。

IMG_8808

 

そして今回の症状の主な原因はリザーブタンク下側に亀裂が入り冷却水漏れを起こしていました。そして先程のトランクフード裏の水滴はエアー抜きバルブの漏れによるものと判明しました。故障が併発していた事になります。その他の冷却水ラインも点検し問題が無いことからリザーブタンク交換にて症状は改善されました。

IMG_8809

 

ここからは点検中に気が付いた箇所になります。少し前にドライブシャフトの記事を書きましたが、見事にその症状をとらえた貴重な画像になります。(ちょっとテレビっぽく読んで下さい)

冷却水漏れの修理と共にこちらも修理をさせて頂きました。

IMG_8810

 

こちらはフロントショックアブソーバーの画像です。オレンジ色をした部分はボロボロに砕けたバンプラバー です。そしてその下には力尽き、下へ落ちてしまったダストベローズの悲しい姿。

IMG_8812

ゴミなどを噛みこんでショックのオイル漏れが始まる前や底突きをする前に修理をして頂けるようご説明させて頂き、こちらは次回の修理となりました。これからお出掛けにはいい季節になりますので、ポルシェのコンディションを整えて楽しいドライブを!!

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

Page 2 of 3123
  • ■BOSCH Car Service
    (BCS)認定ディーラー
  • ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
    正規ディーラー 指定工場
  • ■国土交通省
    関東陸運支局認証工場
    第1-10912号 / 第1-11940号
  • ■古物商許可番号
    307739702610
  • ■走行メーター
    管理システム導入店
  • ■財団法人
    日本自動車査定協会
    査定業務実施店
  • ■社団法人
    日本自動車公正取引協議会加盟店

ポルシェ整備相談メールフォーム