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ポルシェ整備 986 ボクスター エンジンチェックランプ点灯

2月に入りました。風が無いといいのですが、吹くと震えるほど寒いですね。もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせる日々です。

さて今回は986 ボクスターになります。エンジンに不調は感じないのですが、エンジンチェックランプが点灯してしまう症状です。

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システムテスターを使用して故障コードを読み取ると、O2センサーが左右バンク共に故障している内容が記録されていました。ただ、状況的に左右同時に壊れるのは考えずらいですし、その他のデーターにもっと違う数値が出て来るはずです。そこで、O2センサーの実際の作動状況を確認します。上半分と下半分で左右バンクが分かれて表示されていますが、ほとんど同じ波形が出ていますね。数値も正常値を示していますのでO2センサーは問題が無いと考えられます。

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幾つかのデーター確認を進めて行きますと、エアマスセンサーが異常な数値をしめしている事が分かりました。左側の「25.00」はコントロールユニットが現在必要であろうと設定している数値(理論値)です。ですが右のセンサー出力値は「16.5」というデーターをコントロールユニットに送っています。この二つの数値は近い値で無ければなりません。

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エアマスセンサーからの信号を受けコントロールユニットは補正を掛けようとしたりしますが、回転が低い訳でも燃焼状態が悪い訳でも有りませんので、とにかくエンジンに不具合が有るという事でエンジンチェックランプを点灯させてオーナーにお知らせをする事になります。エアマスセンサーは数値がずれていますがセンシングはしている為に故障とは判断されず、症状的に一番疑わしいO2センサー関連の故障コードを記録していたのがストーリーとなります。

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安い部品も出回っているようですが注意した方がいいです。かなり当たり外れが有りますので。

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エアマスセンサー交換後は警告灯も消え、エンジンの吹け上がりも良くなりましたので無事にオーナー様の元へ帰って行きました。

ではまた次回です。

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