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ポルシェ故障 911 993カレラ エンジンオイル漏れ修理


新しい年を迎えイノシシの如く年始からフルスロットルで営業しております!また、多くのお問い合わせを頂き誠に有難う御座います。

本年もポルシェブログにお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。

 

では、本編の開始です。地面にオイルが垂れる量とエンジンからの煙の量が多くなってきたので不安になってきたとの事で修理依頼を頂きました。エンジン下のアンダーカバーを外すと多量のオイル溜まりが確認出来ました。アンダーカバーには縁が有りますので、この縁を越えてオイルが垂れるのでは無く、アンダーカバーに染み込んだオイルが地面に垂れます。状況としてはかなりの量が漏れ出て来ている事が想像できます。

 

画像はヒートエクスチェンジャーと呼ばれるヒーターの暖かい風を作る箇所になります。993までの空冷ポルシェはEXマニホールドをこのように囲い、中に風を通す事でヒーターとして使用しています。オレンジ色のパイプを通り、先にある車内の吹き出し口へと暖かい風が運ばれます。穴の開いた長方形の部品はヒーターが不要な時に暖まった風を外へ捨てるフラップになります。ヒートエクスチェンジャーは漏れたエンジンオイルに触れて焦げ付き、これが煙の原因となります。

 

メインでオイル漏れしている箇所はタペットカバーからでした。ヒートエクスチェンジャーの丁度真上に位置する為に、漏れたオイルは直接にヒートエクスチェンジャーに垂れますので、こちらも煙が出る原因となります。

 

タペットカバーはゴムパッキンによりシールされますが、時間が経つとプラスチックのように硬化し、シール性を失います。画像を見て頂けますと一目瞭然ですが取り付けボルトの頭にオイルの滴が付いています。これがポタポタと垂れる訳です。

 

タペットカバーは派手に漏れますので、垂れる量も煙も必然と派手になってしまいますので漏れが始まった場合は早めの修理が必須となります。

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ポルシェ故障 968 アイドリング中に異音 修理


ポルシェ修理 968 停車時に異音が発生するとの事でご入庫頂きました。968は924や944の後継として、4気筒フロントエンジンモデルでは最終型となります。

停車中などアイドリング状態でいると大きな音で「カタカタ」と異音が発生していました。早速リフトアップを行い、異音の出どころを確認します。この時点でポルシェオーナー様の中には既にお気付きの方も多いかと思います。私も久しぶりにこの音を聞きました。修理をするのも15年ぶりくらいになります。

異音はエンジンの後方から聞こえてきます。懐かしいです、原因はティプトロミッション車用のバイブレーションダンパー切れです。横から覗けるスペースが有りますので見てみますと、やはり大きな亀裂が見られました。更に詳しく状況を確認する為に取り外しの作業を進めます。

マフラー、ミッション、トルクチューブ、ベルハウジングと順々に後方から作業を進めて行きます。

 

右側が故障したバイブレーションダンパーになります。エンジンの回転力を直接ミッションに伝えるのではなく、緩和させて滑らかに走行出来るようにするのが役割になります。完全に切れてしまっている状況でした。

 

こちらはエンジン側でフライホイールの画像です。中央のボルトが並んでいる少し外周に4か所の突起している箇所が有るのが確認出来るかと思います。これが異音の出る根源となります。

 

バイブレーションダンパーの裏側はこのようになっています。中心のハウジングはまるで2枚羽のプロペラのようになっていまして、先ほどのフライホイールで突起した個所の間に羽が収まるように組み付けます。ダンパーのゴム部分が切れるとダンパーのハウジングがフリーに動けるようになる為にフライホイールの突起を叩いてしまい異音が発生します。

 

しかし、この羽と突起が無ければ全くエンジンの回転力をミッションに伝達出来なくなる為に走行不能となってしまいます。ですので、異音は恐ろしく大きく発生しますが絶対に必要な構造となります。

久しぶりとはいえ、自分が以外に作業を覚えていた事にも驚きました。

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ポルシェ故障 986 ボクスター 冷却水漏れ ウォーターポンプ交換


ポルシェ故障 986 ボクスター 冷却水漏れ修理でご入庫頂きました。冷却水を補充すると直ぐに地面に垂れてくるという事で走行を避け、積載車にてご入庫となりました。車両をリフトアップし状況の確認を行います。アンダーカバーには漏れて残った冷却水が確認出来ました。

 

冷却水の漏れ跡が広範囲に見られます。漏れた量がかなり多い事が良く分かります。

 

原因箇所と判明したウォーターポンプです。ベルトの掛かるプーリー部分に黒い物が媚びり付いている状況です。これはベルトが解けて付着した物となります。プーリー軸にガタが発生して偏心するように回転していた為にベルトに負荷が掛かり熱を発生させていたと考えられます。また、冷却水もプーリー軸から漏れ出ている状態でした。

 

ベルトは解け跡の他に亀裂も入っていました。ベルト事態の劣化も有ったようです。

 

ベルトのガイドローラーも錆やガタ付きが見られましたので、ウォーターポンプの交換に合わせてベルト、ローラー、サーモスタットを同時交換し修理は完了です。

事例の多い修理では有りますので、故障が発生する前に何かのタイミングを見計らい、予防として先に交換しておくのも良いと思います。

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ポルシェ故障 911 993カレラ クーリングファン異音修理


ポルシェ故障 911シリーズ 993カレラです。

エンジンの回転が上昇してくると唸り音が聞こえてくるとの事で状況の確認を行います。確かに低回転域では何の問題も感じられずエンジンは快調に回転していますが、3000rpmを超えて来る辺りから唸るような音が発生する事を確認出来ました。

 

音の発生個所を探っていきますとクーリングファンの辺りから聞こえてきます。エンジンを止めてクーリングファンを確認すると羽の根元にヒビが大きく入っている事が分かりました。唸る原因はここに有ると判断が出来ました。羽の角度が変わりバランスも崩れた為に風の流れが乱れて唸るような音が発生していました。

ではなぜヒビが入ったかを探っていきますと、ファン外周のハウジング内側には擦れたような跡が残っていますのでファンとハウジングが接触し、羽が損傷したと考えられます。次になぜ接触したのかを探ります。ファンベルトなどを外し、クーリングファンをフリーな状態にしたところでファンを縦方向や横方向に力を入れてみますとかなりのがたつきが有る事が分かりました。これはファンの中心に有るベアリングにがたつきが出ている事になります。全ての根源はここに有りました。

後日、クーリングファンとベアリングを交換し、無事に唸り音は解消されました。

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