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ポルシェ車検修理トピックス

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ポルシェ整備 911 996 カレラ 冷却水漏れ修理

ポルシェ整備 911シリーズ 996カレラです。車検整備でご入庫頂きました。点検中にウォーターポンプのベルトプーリー下部に粉が吹いたようになっているのが気になり、清掃が出来るかと状況確認の為に手で触ってみると・・・・・?指に冷却水がうっすらと付いてきました。

 

どうも、ホースが刺さっているエルボー付近のように思いましたので、目視点検を行いますが漏れている事が確認出来ません。

 

やはり、どこを見ても漏れ箇所が不明です。しかし、再度手で触るとやはり指に冷却水が付着します??

 

エルボー部分の上部を鏡で覗いてみると、うっすらと湿っている箇所を発見しました。更によく見るとエルボー部分にクラックが入っている事が判明しました。漏れ出て来ないのが不思議な状況ですが、本当にわずかなクラックのようです。ちょうど染み出て来たタイミングだったのかも知れません。たまたまですが、この時点で発見が出来たのは良かったです。

オーナー様にお知らせし、ウォーターポンプ交換を行う事になりました。取り外した後にポンプを確認すると、本当にわずかなクラックが確認出来ました。

 

本年もポルシェスタッフブログをご覧頂き誠に有難う御座いました。

来年度もより良い情報のご提供が出来るように展開をしていきたいと考えておりますので、引き続き宜しくお願い申しあげます。

それでは、良いお年をお迎え頂けますように!

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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ポルシェ整備 986 ボクスター 冷却水漏れ修理

夏は好きなんですが、汗っかきなので作業中は玉のような汗が落ちてきます。また、袖口で顔を何度も拭いてしまうので目の回りが真っ赤になり少し恥ずかしかったりもします。毎年恒例の事となっています。

さて今回は986ボクスターです。何度かご紹介している事例にはなりますが、今一度のご紹介となります。986ボクスターはリヤトランク内にエンジンオイルと冷却水の注入口が有ります。エンジンオイルはL字のパイプによりエンジン本体へと繋がり、冷却水は注入口自体がリザーブタンクとなっています。今回の車両はリヤトランクフードを開けた時にツーンと冷却水の臭いが鼻に飛び込んできました。トランクフード裏には水滴が沢山付着しており、リザーブタンク固定用のボルトは白い粉を噴いたような状況です。

エンジンオイルのディップスティックの隣で白い粉が付着しているのが固定用のボルトです。この位置でこの状況は相当に冷却水が蒸気となり蔓延している事が伺えます。エンジンオイルと冷却水のキャップの下は薄いプレートが付いていますので、原因を探る為に取り外します。

プレートを外して覗いてみますと、症状の原因が分かりました。これは冷却水ラインのエアー抜きバルブです。何度かご紹介していますのでもうご承知の方も多いかと思います。白い粉は冷却液が乾燥して固形化したものになります。今回は液漏れというよりは蒸気として外に染み出してきている状況でした。いずれは液体が漏れだしてくるはずですので、見つけ次第の対処が必要です。

エアー抜きバルブを交換すれば症状はおさまりますが、リザーブタンク本体を見るとクラックに発展するであろう怪しい箇所が何か所か見られましたので、今回はリザーブタンク本体を交換する事になりました。986ボクスターはエンジンルームへと走る冷却水ラインホースが寸法ギリギリになっていますので、リザーブタンク交換は簡単では有りません・・・・・。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 パナメーラ 970 冷却水漏れ修理

コートのボタンを外す事が多くなってきました。当社からほど近い公園の桜はつぼみが大きくなりもうすぐ開花の装いです。楽しみです!

さて今回のポルシェ修理は、パナメーラになります。車検点検整備でご入庫頂きました。故障の少ないイメージのパナメーラですが、デビューしてから数年が経ち、距離数の伸びと共に少々の劣化や傷みが目についてきました。

 

設計の基本レイアウトが似ている為にカイエンとそっくりのエンジンですが中身は別物です。排気量が大きい事も有りますが、非常にパワーのあるエンジンです。私的にはV8エンジンと言えば928が直ぐに頭に浮かんでしまいますが、同じV8でも全くフィーリングが違い、パナメーラのV8エンジンは吹け上がりが軽いというのが第一印象でした。

 

さて、点検を進めていきますと少し前にご紹介した事例と同じ故障が発生していました。ラジエターホースの冷却水漏れです。ホースから滲み出した冷却水の流れた跡がしっかりと残っていました。現状はたいした事がなく見えますが、症状の悪化は加速度的に進みますので今回は早期発見が出来た事になります。

 

こうしてしっかりと点検を受ける事がお出掛け先のトラブルを防止する最大の予防法になりますので、車検の取得だけを目的とするユーザー車検やクイック車検がお勧め出来ない理由がここに有ります。

 

ではまた次回です。

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