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ポルシェ整備 986 ボクスター ドライブシャフト

今日は墨田川の花火大会が開催されます。天候にも恵まれましたので、見に行く方は楽しみな時間ですよね。交通規制が掛りますと渋滞が発生しますので運転には気を付けて頂きたいと思います。

さて今回は久しぶりに986ボクスターです。車検点検整備でご入庫頂きました。点検を進めていきますと、最近の王道とも言える箇所がやはり傷んでおりました。

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こちらは何度かご紹介しております、ショックアブソーバーのバンプラバーですね。完全にちぎれてしまっていました。まだかろうじて残っていますが、もう少ししたら完全に砕けて無くなってしまいます。そうなるとショックの底突きを防止出来なくなるほか、ショックのシャフトにゴミが溜まり放題になり、ショックのオイル漏れを招く事にも繋がりますので、いい事無しです。早期の交換をお勧めしています。

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こちらはドライブシャフトのブーツになります。見ると今にも切れそうな状態でした。これが切れるともう大変です。シャフトは回転していますので、内部グリスを放射状にまき散らします。

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ブーツを交換する為には、ドライブシャフト本体の脱着が必要になります。交換作業でブーツにほんの少しだけ力を入れたら、やはりブーツは直ぐに裂けてしまいました。もう限界にきている証拠ですね。

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ブーツが切れたままで走行を続けてしまうと、グリス切れをおこしドライブシャフトジョイントを傷め、最悪の場合はドライブシャフトをアッセンブリで交換しなければならなくなってしまいます。非常に高価な部品ですので、早めの対処が余計な出費を防ぎます。今回はタイミング良く、傷みの発見と対応が出来た良い例となりました。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 964 カレラ2 ドライブシャフトブーツ切れ

暑くなってきました。夏に近ずいているのがわかります。また大好きな季節がやって来ます!

 

さて今回は空冷911の964カレラ2です。しかも93年式のマニュアルミッション!!現在、最も価値がある車輌の部類になりますね。走行距離も少ないですので、オーナー様は大変大事にされております。

車検整備でご入庫頂きまして点検を行いますと、964の各ウィークポイント等きちんとケアされているので、整備もしっかりされているのがわかります。エンジンルームも大変綺麗でした。

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点検を進めていきますと、車検では不適合になる不具合箇所を1つだけ発見しました。ドライブシャフトのブーツがパックリと裂けています。

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大きく裂けている割には内部グリスは飛び散ってはいませんでしたので、裂けて間もないのかと思いましたが、グリスを触ってみるとかなり油分が抜けて硬くなっていました。ドライブシャフト関連の修理は今回が初めてのようです。

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まずは車検が取得出来るようにしなければなりませんので、ブーツ交換を行います。他のブーツもかなりヒビ割れが発生していましたので、コンディションを揃える為に4箇所全て交換をしました。内部グリスも入れ替えましたので動きも良くなりました。

 

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ ドライブシャフト

今年の桜シーズンは少々天気に恵まれなかった印象でした。今日の雨でかなりの花びらが落ちてしまいましたので、どうでしょうか、豪快な花吹雪がはたして見られるかが心配です。

さて今回は996カレラです。車検点検整備でご入庫頂きました。エンジンルームなどを見て行くと、整備はしっかりとされてきているのが分かる車輌です。今回の車検は定期交換部品や消耗品の交換で済むのではないかと予想しておりましたが、リフトアップをして下廻りの点検を始めていきますと・・・・・・・・・・・。

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ハブキャリアー(ブレーキが付く土台になっている箇所)の裏にグリスが飛び散っていました!ドライブシャフトを中心に放射線状に飛び散っています。これはドライブシャフトブーツが破けている可能性が高いグリスの漏れかたです。

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ドライブシャフトはミッションからの回転を足廻りのアーム類が走行中の段差や車体の傾きによりスイングしてもハブやホイールに回転を伝達しなければなりません。その為に自在に動ける箇所を設ける必要があります。それが等速ジョイントと呼ばれる部位になります。内部はスムーズな動きを求められる為に大量のグリスが封入されています。蛇腹状をしたブーツはジョイントの動きに合わせて都合の良い成形となります。ただ、時間の経過と共にゴムが硬化してくると、常時ねじられるような動きを要求される為に疲労し裂けてきます。主に谷の部分でパックリと裂けます。ときおり山の部分に穴が空く場合が有りますが、これは何かを巻き込んだか、引っ掛かったか、外傷によると推測されます。

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この状態では車検は通りませんし、見ぬふりをして放っておきますといずれドライブシャフトの破損を招き、危険な状況を招き入れる事に繋がります。また、安くは無い部品ですので、まだこの状態で有ればブーツの交換で済み、後の大きな出費を抑える事にもなります。定期的なチェックが重要です!

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 986 ドライブシャフトブーツ

だんだんと気温が上がってきたようですね!もう少しで桜が咲く、あのいい季節がやってきます!待ち遠しいです。

 

さて今回は、ポルシェ986ボクスターです。画像は見た感じ異常が無いと思われるドライブシャフトブーツですが・・・。

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反対側も特に・・・・・・・・・・・。

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もう少し近づいてみると・・・・・・蛇腹ブーツの谷になっている所にヒビ割れが発生しているのがお分かりになりますでしょうか。

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さらに分かりやすく近づきます。

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こうなるとドライブシャフトブーツが切れるのも時間の問題です。経年により硬化してくるとこの様にヒビが発生して来ます。ブーツの中には沢山のグリスが詰まっています。切れると高回転でシャフトは回りますので、あちこちにグリスが飛び散ります。また、その後にゴミなど侵入してくるとドライブシャフトジョイントを傷め修理費用がかさみます。ブーツにヒビが入り始めたら早めの交換をお勧めしています。

最初の画像にもヒビ割れが確認できますので、もう一度上から見てみて下さい。

ではまた次回です。

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